WHO(世界保健機関)と発霊法 ~健康の定義における精神的と霊的の違いとは~

第85回:『 WHO(世界保健機関)と発霊法 ~健康の定義における精神的と霊的の違いとは~ 』
【 参照キーワード:健康の定義、WHO、世界保健機関、発霊法、レイキヒーリング、レイキヒーリング認定講座 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

今回はレイキ ヒーリングにおける、自分でヒーリングの向上を目的として実践出来るテクニカルな手法である、「発霊法」をご紹介致します。

 

なお、このTOPICSにおいても以前からご紹介している通り、レイキ ヒーリングは修得する、あるいはアチューメントを受けなければ行えないヒーリング手法ではありません。
レイキは誰にでも流れているエネルギーですので、今、この瞬間に、誰にでも活用出来るヒーリング手法です。
レイキ ヒーリング認定講座などでも、一から学びたいという方々も勿論いらっしゃいますが、習う以前に半信半疑で試しに行っているうちに、もう少し深く学んでみたいとの思いから受講される方々も多いことからご理解頂けるかと思います。

 

そこで、今回は「WHO(世界保健機関)と発霊法 ~健康の定義における精神的と霊的の違いとは~」というテーマでお伝えしていきます。
なお、WHOとレイキとは直接の関係性はありませんが、今回のテーマにおいては私なりの関連性を交えていきたいと思います。
「発霊法」の方法は最後にお伝えしますが、まずは皆様の中にあるかもしれないイメージや見方を少し変えるキッカケとして、「字」の成り立ちを見ていきます。

 

まず、「レイキ」は日本発祥のヒーリング手法である所から、本来は「霊気」と称されています。
この「霊気」が西洋で拡大するにつれ、「レイキ」と称されようになり、そこから世界各国に広まっている所から、現在では「レイキ」と称されることが多いです。

そして、「霊気」の「霊」という字は、

 

本来は 「 靈 」 という字を当てています。

 

「霊」という字は、「幽霊」や「亡霊」などと日本では使われているケースが多く、何か怖い、怪しいというイメージを伴っている字であることも確かです。

 

しかし、本来の「靈」という字の成り立ちは、そのようなイメージとは掛け離れています。
上の方の「雨」と「口」の3つの成り立ちは、雲から流れ落ちる「雨」を表していると言われています。
そして、下の方の「巫」という字は、文字通り神に仕える、あるいは神との取り次ぎを行う「巫女」さんを表しています。

 

つまり、「靈」という字の本来の成り立ちは、「豊作を祈願して、巫女さんが雨乞いをしている」という、厄払いや神社での各種祈願と同様に、現在の私達の日常生活にも脈々と連なっているものです。
「霊」という字の意味の中には、「死者の魂」という意味合いも含まれていることから、何か今に通ずるオドロオドロしいイメージにも繋がっているものと思われます。

 

ところで、今回のテーマの一つである「WHO(世界保健機関)」という用語は、皆様もニュースなどで一度は耳にされたことがあることでしょう。
WHOは、エボラ出血熱や、最近ではジカ熱などの、世界的流行(パンデミック)を防ぐための対策などを行っている機関です。
実は、このWHOでは以前から「健康の定義」などの提唱も行っています。
以前から行われていた「健康の定義」は以下の通りです。

 

『 健康とは、単に疾病または虚弱でないばかりでなく、身体的、精神的および社会的に安寧な状態(ウェルビーング)である 』

 

このように定義されています。
つまり要約すると、心身共にバランスが取れて、かつ、衣食住が足りていることが「健康である」ということです。
そして、1998年に、この「健康の定義」を見直してみようと提案がなされ議論されました。
そこで議論された、新しい「健康の定義」は以下の通りです。

 

『 健康とは、(中略)身体的、精神的、社会的および霊的(スピリチュアル)にダイナミックに安寧な状態である 』

 

ポイントは、「健康の定義」、つまり「健康である」ことの中には、

 

「 霊的(スピリチュアル) 」

 

な要素も含まれている、と考えられている所です。
そして、

 

「 精神的 」 と 「 霊的 」

 

区分されている所です。
この案に対しては、イギリスなども賛成の方向で検討されていましたが、最終的には採択されませんでした。
各国の文化的背景なども考慮して採択はされませんでしたが、その理由の一つを紐解くと、