人となり・・・・・とは? ~思い・言葉・行動の見える化を活用してみる~

「 人となり 」 がダブルスタンダード(二重基準)

 

になっているということです。
これは周囲から見れば「本心」が分からないということに繋がってしまいます。
人の評価や判断は十人十色です。
それで構いません。

しかし、「自分」の中で「人となり」を複数産み出すということは、以前からもお伝えしているように、

 

「 分離 」 を産み出してしまう

 

ということになります。
本来望ましいのは、繰り返しですが、

 

「 思い 」 + 「 言葉 」 + 「 行動 」 = 「 人となり 」

 

です。
なぜなら、ここには「一貫性」が貫かれているからです。
皆様も何か物事がスムーズに進んでいるなぁという経験はあることと思います。
「念ずれば通ず」などの言葉にも表せるように、「一貫性」が自分の中を「通じている」ことによって、「思い」が実現化しやすくなります。

 

「思い」「言葉」「行動」には、それぞれ「力」が備わっています。
しかし、どれか一つが別の方向に使われると、

 

「力」のハレーション

 

が起こってしまいます。
「ハレーション」とは、「強い光が当たった部分の周囲が白くぼやける」という写真の世界などでよく活用される言葉です。
つまり、本当は暗く写る所が、他の光が強すぎて、暗い所までが明るく見えてしまうということです。
これを人に置き換えると、

 

「負の側面」 までもが 「正の側面」 に写っている

 

ということになります。
「力」のハレーションが起こると、

 

本来の「人となり」が歪められる

 

ということです。
「人となり」を見極めるというのは確かに難しい側面もあります。
身近な人でも同様です。
ましてや、TVなどを通してしかその「行動」が伝わってこない場合などは特にその傾向が強いです。
しかし、最後に表れるのが「行動」であるならば、やはり、

 

「人となり」を見るには、「行動」を見る

 

というのが目安になるかと思います。
昔から「親の背を見て子は育つ」とも言われています。
「親」というのは血縁による関係だけでなく、「育ての親」というケースもあれば、「周囲の人々」あるいは「社会」も含まれています

皆さんも「人となり」というのを考える時に、「一貫性」そして「行動」に着目してみて下さい。

 

ちなみに、この流れは「赤ちゃん」も同じです。
あえて図式化すれば、