第227回:『 マイクロマネジメント・・・な人 ~相手の怖れを見抜き理性で伝える~ 』
【 その他参照ワード:パラノイア、偏執病、舅、姑、夫源病、妻源病 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
「マイクロマネジメント」という言葉を聞いた事はあるでしょうか???
【 マイクロマネジメントとは 】
簡単に表現すると、
(職場などの)上司が部下に対して、とても強烈な(細かな)指示・監督を行う「過干渉」
という意味です!
例えば「資料の文字が小さ過ぎる」と言われたので、前よりも大きめの文字で資料を作成しました。
すると今度は、文字を大きくした事で「資料も増えて、逆に見づらくなった!」と言われる始末です。
あるいは、コピーを取ったら「数㎜ずれている!」と言われたりなど、平たく言えば、
(超)厄介な上司
とも表現出来ます(笑)
もしかしたら、「交換」したい上司の顔が既に思い浮かんだ人もいるかもしれません(笑)
【 マイクロマネジメントとパワハラの線引き 】
人がする事なので、どこの職場でも「程度の差」はあれ、見受けられるかもしれません。
しかし、度を越すと部下はトラウマになったり、職場に行けなくなったり、時には鬱的な症状を生み出してしまう可能性もあります。
故に、笑い話では済まされないケースも最近は多くなっています!
このような側面から、マイクロマネジメントは「パラノイア(偏執病)」として取り上げられる事もあります。
また、少々穿った!?見方をすれば、例えば「嫁と姑の関係」でも似たようなケースは起こりやすいかもしれません。
この場合は、
やることなすこと全てにケチを付けてくる!
との表現になるかもしれません(笑)
そして「仕事を教える」あるいは「仕事のやり方を覚えて貰う」為の指示や監督が必要になる面があるのも事実です。
このように仕事に必要な面も含まれる事から、マイクロマネジメントなのか!?を判断する際に一つの厄介な!?線引きが生じます。
それが、
様々な指示や監督が一見すると・・・
仕事の成果に直結している部分もある???
という点です。
ここが、
どのようにパワハラとは違うのか???
という境目を分かり辛くさせている要因になります。
「行き過ぎて」いる点に問題があるのは分かるでしょうが、この「程度の差」が実に悩ましい部分になっている印象もあるでしょう。
そして、マイクロマネジメントの対処では、個々のケースはそれぞれに違いがあり、他の人に当てはまる方法もあれば、自分には到底使えない方法など様々です。
そこで、TOPICSの趣旨は「本質」を伝える事をモットーとしているので、その視点からマイクロマネジメントを見ていきます!