万物の長から落第した人間の末路:後編 ~「びっくり水」で頭を冷やす~

第626回:『 万物の長から落第した人間の末路:後編 ~「びっくり水」で頭を冷やす~ 』

【 その他参照ワード:文部科学省、学習指導要領、差し水、スピリチュアル、メタファー 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

前回の前編では、以下の趣旨のコメントで締め括りました、、、

 

多種多様な動物が絶滅の危機に瀕し・・・

同じ事は植物にも当てはまり・・・

有限の鉱物(資源)なども・・・

同じ道のりを辿りつつある・・・

そこに待っている未来の姿は・・・

推して知るべし・・・

いえいえ、一目瞭然!!!

 

 

では、番組『 NNNドキュメント 』(日テレ)から、「 学校のウサギは備品ですか? 岐路に立つ「命の教育」 」(ytv)の回を少し眺めます!

 

【 民間任せの体たらく】

特に小学校では、

 

教育として・・・

命の大切さを学ぶ・・・

動物の飼育・・・

 

という取り組みが行われて来ました。

しかし、

 

動物の病気やケガを見つけても・・・

見て見ぬ振りに留まらず・・・

虐待が疑われるケースも相次ぐ・・・

 

という事態も生じています。

 

 

ところで、大阪市にある一般社団法人リバティは、ウサギの保護団体として19年前から活動を続けています。

そして、児童の保護者などから相談を受け、福岡県や愛知県の小学校からもウサギを引き取って来ました。

しかし、

 

助けを必要とするウサギは・・・

後を絶たない・・・

 

というのが現状です。

 

例えば、2024年、大阪府内の小学校でウサギが飼育放棄(ネグレクト)されました。

しかも、屋外に設置された飼育小屋は糞尿まみれに加え、エサや水も数日分がまとめて与えられるが故に、変色し古くなっていました。

更に、不衛生な環境に放置された事が原因で、結膜炎や精巣ガンを発症したウサギもいました。

 

そこで、リバティが小学校に掛け合い、ようやく保護されました。

そして、リバティ代表の藤田敦子さんは話します、、、

 

藤田さん:
『 病気になっても初期に治療すれば、悪化せず元気に暮らせるのに、「 治療費がない 」という理由で(小学校は見て見ぬ振りをしている)。 』

 

 

また、別の小学校では、雨ざらしの小屋という環境に加え、オスとメスを混在させていたが故に、約30匹まで繁殖しました。

更に、生まれた年月も把握せず、個体管理で大切となる名前(識別)も付けていませんでした。

そして、ストレスが溜まる環境が原因で、

 

ウサギ同士が喧嘩を始め・・・

嚙まれたりなどの影響で・・・

鼻や耳などの体の一部が欠損する・・・

 

というウサギもいました。

そして、

 

小学校では手に負えなくなり・・・

リバティが全てのウサギを保護した・・・

 

というのが実態です。

この現状に関しても、藤田さんは話します、、、

 

藤田さん:
『 ケガをそのまま放置して、何とも感じない。 このまま置いていたら、ウサギだけではなく、見ている児童にもいい影響を与えない。 』

 

 

【 無関心と責任転嫁の現場 】

文部科学省(国)は小学校1・2年生の生活科の学習指導要領で、継続的な動物の飼育を定めています。

そして、1958年の学習指導要領において、飼育しやすい動物の一例としてウサギが取り上げられた事で、全国に広がりました。

しかし、文部科学省が発出した教員向けの手引き(2000年策定)では、ウサギの主食は牧草であるにも関わらず、煮干しやニワトリのエサも可とする、

 

間違った記述が・・・

散見される・・・

 

など、同じく体たらくが見られます。

そして、ウサギの飼育を担当した経験がある、小学校の教員Aが話します、、、

 

教員A:
『 (ウサギにとって)絶対に良くない環境。 でも、それをいけないと思う人が、誰一人いなかった。 』

 

 

しかも、教員Aが勤務していた小学校では、ウサギの飼育予算が年間数千円しかありませんでした。

当然ながら、餌代や治療費などを賄える訳がなく、100万円以上を自費で負担しました。

故に、教員Aは疑問を感じ、問い合わせをする事にしました、、、

 

教員A:
『 文科省に最初問い合わせをしたら「 各都道府県に聞いてくれ 」。 都道府県に聞いたら「 市の方に任せています 」。 市に聞いたら「 各学校に任せています 」。 校長に聞いたら「 僕はそんなこと知らない 」。 上辺だけに乗せられて、学校には生き物がいるべきだという感じで、備品の一つとして置くのは止めて欲しい。 命あるものとして扱えないのであれば、無理して飼う必要はない。 』

 

なお、現在では保護イヌ・ネコなどに関し、児童で協力して世話をする事に加え、新たな飼い主に繋げる取り組みを実践している小学校も存在します。

また、治療費を捻出する為に募金活動を行うなど、児童が率先して考える主体的な取り組みを実践している小学校も存在します。

 

 

【 乖離と矛盾の行政 】

別の視点から眺めると、児童が不在の期間(休日や夏・冬休み)は然り、日常でも教員が放課後や土日に世話をせざるを得ないのが現状です。

しかし、教員にもそれぞれの生活や事情などがあります。

また、全ての教員から(快い)協力が得られる訳でもなく、特定の教員によるボランティアになっているケースが多いです。

 

そこで、京都市では2024年から小学校が長期の休みに入ると、ウサギを動物病院に預けられる制度を創設しました。

ただ、このように行政から支援を受けられる小学校は、全国的にはかなり稀です。

更に、教員の働き方改革も進められる中、ウサギの飼育を続ける小学校は激減しています。

それを示すかの如く、大阪府内でウサギを飼育する小学校(大阪市・堺市を除く)は、2007年度は383校、2025年度は42校と変遷しています。

しかし、文部科学省教育課程課の調整官は話します、、、

 

調整官:
『 AI時代と言われる昨今においては、生き物への親しみや生命の尊さを実感的に理解する為の重要な学習活動。 』

 

しかし、そのまた一方で、文部科学省は小学校における動物飼育は重要としつつ、学習指導要領の改訂に合わせ、

 

動物飼育のあり方」の見直しを進める

 

という方針を立てています、、、

 

 

では、番組は終了ですが、ここ迄の内容に関し、一言だけコメントします!

まず大前提として、

 

教師も一人の大人であり・・・

同じ人間である・・・

 

という視点は欠かせません。

ただ、

 

大人にも人間にも立場がある

 

というのが、世の中や社会の実像です。

そして、立場を教育現場に当てはめると、

 

子どもから注がれる目を・・・

良い意味で気に掛ける大人は・・・

どれほどいるだろうか???

 

という視点は、かなり心許(もと)ないのが事実であり真実です、、、

 

 

では、メタファー(物語や比喩・暗喩)として、『 頭のいい子育てるおはなし366 』(主婦の友社)から、アンデルセンの「 すずの兵隊 」を眺めます!