万物の長から落第した人間の末路:前編 ~絶滅危惧種も「金づる」に~

第625回:『 万物の長から落第した人間の末路:前編 ~絶滅危惧種も「金づる」に~ 』

【 その他参照ワード:WWF、世界自然保護基金、ホッキョクグマ 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

TOPICSで幾度も伝えているのが、

 

《 万物の長 》とは・・・

地球上のあらゆる生命の・・・

君臨者という意味ではない!!!

 

との視点です!

しかし、現状を見渡すと、果たして、、、

 

 

では、今回の前編は番組『 世界のドキュメンタリー 』(NHK BS)から、「 ホッキョクグマの隠された危機:後編  保護団体 “ もう一つの顔 ” 」(オーストラリア・イギリス制作:2025年)の回を少し眺めます!

 

【 ホッキョクグマの現状 】

絶滅の危機に瀕しているホッキョクグマですが、

 

ホッキョクグマを脅かしているのは・・・

温暖化速度が他の地域の2倍で進む北極圏の気候変動のみならず・・・

毛皮などを含む人間の手による国際商取引が原因・・・

 

です。

しかも、

 

絶滅の危機に瀕すれば瀕するほど・・・

希少価値が生まれ・・・

ビジネスチャンスが拡大する事を・・・

目論む人間も数多く存在する・・・

 

というのが実態です。

故に、

 

ホッキョクグマを国際商取引から守る唯一の手段が・・・

ワシントン条約の元で・・・

最も手厚い保護の対象に決める事!!!

 

と、言われます!

 

 

【 先住民族の価値観の違い 】

カナダのヌナブトに暮らす先住民族は、昔からのやり方でホッキョクグマの狩りを行っているものの、その伝統も廃れ始めています。

ただ、ヌナブトでは仕事が限られているが故に、狩りをする事で生活費の一部に充当しています。

そして、先住民族のチャーリーは話します、、、

 

チャーリー:
『 ホッキョクグマの毛皮が金になるとは知りませんでした。 値上がりしていると聞いたのは、1枚30ドルで売れてる頃です。 その頃から物事が変わり始め、私らも仕留める数を増やそうとしました。 今はホッキョクグマの毛皮を売ったところで、ハンターの稼ぎにはなっても、地域全体が潤う事にはなりません。 それに近頃は、毛皮の需要も落ちて来ている。 実際はね。 』

 

しかし、中国では未だに、ホッキョクグマの上等な毛皮は6万ドルほどの値を付け、更に高い毛皮だと10万ドル近くする取引もあります。

ただ、やはり狩り場を供給する地域が潤う訳ではなく、ハンターから受け取る報酬は平均で1千5百から2千ドルが相場とされます。

つまり、地域が受け取る報酬は、取引価格の2~3%ほどに過ぎません。

 

一方、アラスカの先住民族が暮らす集落では、1年に2ケ月半だけ、ホッキョクグマの観察シーズンを開設しています。

しかし、この僅かな期間だけで得られる観光収入は、カナダ全体でのホッキョクグマの毛皮の取引額を上回っています。

そして、観光ガイドも兼務する先住民族のトンプソンは話します、、、

 

トンプソン:
『 生活費を稼ぐ為にホッキョクグマを撃ってたら、そのうち絶滅してしまう。 だけど、観光客を連れて見に行くだけでも、いい収入を得られるんですよ。 私達先住民族にとっても、それほど受け入れ難い変化ではありません。 1年のうち2ヶ月は観察ツアーの仕事をして、それ以外の期間は伝統的な暮らし方をすればいいのです。 生き物を殺さなくても、暮らしは成り立ちます。 先祖は獲物を金に換えずに、1万年もやって来られたんですから。 』

 

 

【 及び腰のノルウェー政府 】

ホッキョクグマの保護を訴える仲間が集まり、取引の規制強化を求める提案書を作成しました。

そして、提案書をワシントン条約の締約国会議に提出して欲しいと、ノルウェー政府に訴え出ました。

しかし、提出期限まで残り3ヶ月に迫っても、政府から音沙汰はありませんでした。

すると、程なくして、規制強化の為の新しい国内法を準備中であると、政府からの返答が来ました。

 

実は、約2年前、ノルウェー政府も報告書を作成し、ホッキョクグマの取引の実態は把握していました。

しかし、国内法の準備とは目眩ましの如く、その後は返答が途絶え、最終的にノルウェー政府は提案書の内容に賛同しませんでした。

故に、ワシントン条約の締約国会議にも、提出されませんでした。

 

 

【 WWF(世界自然保護基金)の実態 】

実は、ノルウェー政府が及び腰であったのも、理由がありました。

ワシントン条約では以前からも、ホッキョクグマの取引の規制に関する提案は行われていました。

そして、調査により個体数が激減した結果が判明したので、

 

2013年には最も厳しい規制の対象となる・・・

「付属書Ⅰ」(商業目的の取引を禁じる動植物のリスト)への格上げが実現する!!!

 

という見通しが立っていました!

 

しかし、

 

ワシントン条約と深い関わりを持つ・・・

団体の力が働く・・・

 

という事態が起こりました。

しかも、その団体は、

 

社会的にとても高い評価を得ていると同時に・・・

強い影響力を持つ・・・

世界最大の組織・・・

 

でした。

 

 

しかし、その組織は提案書が提出される度に

 

ホッキョクグマを手厚く保護する必要はなく・・・

狩猟や商取引を続行させた方が良い・・・

 

と、主張し続けて来ました。

そして、その組織が、

 

WWF(世界自然保護基金)

 

です!!!

 

しかし、このようなWWFに関する実態が話題に上っても、

 

信じてくれるはあまりいない

 

というのも実状です。

ただ、

 

自然保護関係者の間では・・・

WWFの実態は公然の秘密・・・

 

と、見做されています。

 

 

なぜなら、

 

WWFが持つ強い力や影響力を恐れ・・・

多くの人が口を噤んでいるから・・・

 

です、、、