【 物語 】
昔、ある男の子が、誕生日に二十五体のすずの兵隊を貰いました。
「 あれ、一人だけ一本足だ。 」
兵隊は大きなすずのスプーンを溶かして作ったものだったので、最後の兵隊を作る時に、すずが足りなくなってしまったのでしょう。
一つだけ、足が一本しかありませんでした。
男の子は、そんな事は気にしないで、すずの兵隊をテーブルの上に並べました。
テーブルの上には沢山のオモチャがあり、その中に兵隊は自分と同じ一本足の人形を見つけました。
それは紙で出来た踊り子の人形でした。
「 あの子も、僕と同じ一本足だ。 何て美しい子だろう。 」

踊り子は片足を高く上げて踊っていたので、一本足に見えたのです。
兵隊は、いつもいつも踊り子を見ていました。
そして踊り子も、兵隊を見ていました。
ある日の事です。
男の子が兵隊を窓に並べると、突然強い風が吹き、兵隊は真っ逆さまに窓から落ちてしまいました。
男の子は急いで探しに行きましたが、見つける事が出来ませんでした。
兵隊を見つけたのは近所の子どもでした。
「 ようし、この兵隊を船に乗せて遊ぼうぜ。 」
子どもは紙で船を作ると、兵隊を乗せてドブ川に流しました。
船は勢いよく流れて行きます。

そして、暗いトンネルを抜け、大きな運河に落ちて行きました。
紙の船は破れ、兵隊は水の中に放り出されました。
「 うわあ、沈んで行くよ。 」
と、その時です。
魚がガブリと兵隊を飲み込みました。
どのくらい魚のお腹の中にいたでしょうか。
あるとき魚は激しく動いてから、急に動かなくなりました。
すると不意に、ぱあっと、兵隊の目の前が明るくなりました。
「 まあ、すずの兵隊だわ。 」
それは男の子のお母さんの声でした。

魚はまな板の上で、料理されていました。
兵隊を飲み込んだ魚は、漁師に捕まり、市場で売られて、男の子のお母さんが買ったのです。
不思議な巡り合わせで、兵隊は元の家に帰って来る事が出来たのです。
兵隊はまた踊り子に逢う事が出来ました。
「 また逢えて、嬉しいよ。 」
兵隊が言うと、踊り子は答えました。
「 お帰りなさい。 私も嬉しいわ。 」

ところが、イタズラ好きの男の子がいきなり兵隊を掴むと、ストーブの中に投げ入れてしまいました。
兵隊は火で体が溶けていくのを感じながら、じっと踊り子を見ていました。
するとその時、吹いて来た風が踊り子をフワッと舞い上がらせると、ストーブの中の兵隊の元へと運んで行ったのです。
翌日、ストーブの灰を掻き出すと、ハートの形をしたすずの塊(かたまり)があったという事です。

では、メタファーも終了です!
ところで、同じく前回の前編では、冒頭で以下の趣旨のコメントをしました、、、
《 万物の長 》とは・・・
地球上のあらゆる生命の・・・
君臨者という意味ではない!!!

では、今回の締め括りに入ります、、、
【 びっくり水の真意 】
鍋でゆで物をしていると、吹きこぼれそうになった経験は、ほとんどの人があるでしょう(笑)
そして、
吹きこぼれを未然に防ぐ為に・・・
加える水がびっくり水(差し水)!!!
です!
そして、びっくり水は、
火力調整が難しい・・・
薪を使った時代の名残・・・
です。
つまり、水を加える事で、火力を含む料理の加減や塩梅を調整していたという事です。
そして、これらの行動と効果に関し、
私達人間に当てはめると・・・
頭を冷やす・・・
という意味になります、、、

また、びっくり水は吹きこぼれを未然に防ぐのみならず、
食材を上手に煮上げる為の・・・
ポイントの一つ・・・
という役割も兼ねています。
つまり、言葉を変えれば、
智慧の活用になり・・・
智慧は過去から受け継がれると同時に・・・
未来でも大いに役立つ!!!
というのが事実であり真実です!
そして、びっくり水は、
豆を煮る時に特に効果的!!!
です(笑)
なぜなら、
豆が煮られる過程では・・・
先に外側が加熱されるが故に・・・
中身は未だに固いまま(煮えていない)にも関わらず・・・
外側が煮崩れする・・・
というケースが頻発するからです。

つまり、びっくり水を活用すると、豆の表面温度が下がるが故に、
豆の内部と外部の温度差が縮まり・・・
均一に火が通りやすくなる事で・・・
調和とバランスが取れた状態になる!!!
という事です!
そして、
豆の姿や形から・・・
豆は私達人間の胎児時代のシンボル(象徴)とされ・・・
豆は栄養豊富なパワー食材!!!
と、見做されています(笑)
そして、ここまで眺めて来たびっくり水も、実はメタファーです、、、

つまり、びっくり水の真意とは、TOPICSで幾度も伝えている、
魂の視点を活用する!!!
という事です!
なぜなら、
世の中や社会の現状は・・・
劣化の一途を辿り続けていると同時に・・・
人間は更なる視野狭窄に陥っているが故に・・・
既存の常識や価値観では・・・
もはや行き詰まりを生じている・・・
からです、、、