【 ミイラ取りがミイラになる 】
ジェイコブが育成する企業家の一人が、ベンチャー企業を設立して間もない、29歳のジャレッドです。
設立当初のジャレッドは環境やエネルギー問題へ関心を抱き、トイレなどから排出される汚水を原料にして、バイオ燃料を作る技術を開発中でした。
そして、試作段階とは言え、水生植物のウキクサからバイオ燃料のエタノールを作る事に成功しました。
しかし、増産体制の整備の為に、本年(2026年)に勃発した、
アメリカとイスラエルによるイランへの戦争を利用し・・・
防衛分野から巨額の資金を得る為の画策を始める・・・
という流れになりました。
なぜなら、エタノールから安価なジェット燃料を作る事が出来れば、
戦闘機を含め軍からの大量需要が見込まれる
と、目論んだからです。

そして、ジェイコブは防衛産業に積極的な200人以上の投資家を、全米各地から集めました。
そして、ジャレッドが投資家達にプレゼンした所、予想を上回る約6億3千万円の資金が集まりました。
なぜなら、投資家達が注目したのは、エタノールの利用価値はジェット燃料だけではなく、
爆薬などの兵器の燃料にも・・・
転用出来る可能性を評価した・・・
からです。
そして、ジャレッドの社内会議の一幕です、、、
ジャレッド:
『 私達の主力事業は、汚水を燃料に変える事です。 皆はこの取り組みを前向きに捉えていると思います。 人類にとっても、環境にとっても、プラスになる事だからです。 しかし、防衛に使うとなると、話は少し変わって来ると思います。 環境に優しい企業だったのが、人を殺す兵器の燃料を製造する事になる。 そこで、皆の考えを聞いて、認識が一致しているか確認したいのです。 』
従業員A:
『 爆薬や燃料は、いずれにせよ作られますよね。 』
従業員B:
『 私達の燃料事業も、国内で燃料を作る事で、国の防衛に繋がると思います。 防衛への貢献は、私達の使命を更に広げる事になると思います。 』
従業員C:
『 ガソリンを安く買えるようになれば、人も国も豊かになります。 それも立派な防衛だと思います。 』
こうして、反対の声は一人も上がらず、プロジェクトは続行となりました、、、

ところで、ジャレッドの社内会議の「やり取り」では、
創業当時の理念を捻じ曲げたにも関わらず・・・
金儲けの為に皆が目を背けた・・・
つまり、ミイラ取りがミイラになった瞬間・・・
という事です。
そして、社内会議での発言の「エッセンス」を集めると、
原爆を開発中だった・・・
オッペンハイマーの思考と酷似・・・
しています、、、

では、今回の前編はここで終了ですが、2つの視点だけコメントします!
まず、1つ目は、
今回登場した人物の中に・・・
自分が戦地に駆り出され・・・
ドローンで殺されるかもしれないなどの・・・
想像力を活用し・・・
自分事として捉えている人は・・・
果たして、いるだろうか???

次の2つ目は、人を殺してはいけない理由に関し、
「三位一体」の如く・・・
「3つ」の理由が存在する・・・
という事です、、、
では、次回の後編では、日本政府とネロス社の「蜜月」なども取り上げ、人を殺してはいけない理由の「核心」に迫ります!
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・ 『 FIFAワールドカップの歴史から考える ~無用の長物は政治?政治家? 』
・ 『 上から目線という愚の骨頂 ~意識高い系&学問の暴力も~ 』
・ 『 オッペンハイマーの生涯から考えるカルマ(業)とグループソウル 』
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