【 悪魔に魂を売る 】
アメリカ軍から提案を受け、防衛産業に参入したのがハイブロン社です。
そして、ハイブロン社の創業者かつCEOが23歳のリュウです。
リュウは友人のグオとハイブロン社を設立し、軽くて強いカーボンファイバー複合材製の部品を、より早く量産出来る技術を開発しました。
そして、最初に成功したのは、飛行機のジェットエンジンのブレードでした。
子どもの頃から飛行機好きだったリュウにとっては、まさに「夢のプロジェクト」でした。
しかし、リュウにも「甘い囁き」という転換点が訪れました、、、
リュウ:
『 あるイベントで、陸軍の担当者から声を掛けられました。 私達の複合材製ブレードは、ジェットエンジン向けとしては必要無いと言われました。 しかし、この技術を155ミリ砲弾に応用出来れば、大きな需要があると言われたのです。 』

この155ミリ砲弾とは、アメリカ軍は然り、NATOや日本の自衛隊を含め、
多くの国で標準装備の兵器
です。
そして、破壊力も高く、数十キロ先まで攻撃出来る性能から、重宝されています。
しかし、アメリカ政府はウクライナへ砲弾を供給していたものの、戦争が長引くにつれ、砲弾の生産が追い付かなくなりました。
そこで、アメリカ政府は工場の新設や生産設備の増強に乗り出す際に、リュウに話を持ち掛けたという流れでした、、、
リュウ:
『 当初、自分達の技術が防衛分野で生かせるとは思っていませんでした。 大手の防衛企業やアメリカ軍が、私達の技術に大きな期待を寄せている事を実感し、アメリカや同盟国を支えたいという思いを、実際の行動に移す事が出来たのです。 』
そして、アメリカ軍の依頼で155ミリ砲弾の試作品を作った所、従来より3分の1ほどの軽さを達成し、破壊力も高まりました。
そして、アメリカ軍と更なる契約締結が持ち上がる中、社内会議での一幕です、、、
リュウ:
『 世界各地の紛争の影響で、我が社の製品への需要は急速に高まっています。 特に155ミリ砲弾では、アメリカ軍向けの大型契約が間もなく成立すると見込んでいます。 生産拡大に向けた計画は? 』

ところで、『 悪魔に魂を売る 』との、極論とも暴論とも呼べる副題を付けました。
そして、同じくTOPICSで幾度も伝えているのが、
私達の誰もが・・・
多面多層の存在でありながらも・・・
《 類は友を呼ぶ 》も当てはまる・・・
との視点です。
そして、
《 蟻の穴から堤(つつみ)も崩れる 》との言葉は・・・
だかが蟻の穴と軽視し油断していると・・・
強固に作ったはずの堤防でも・・・
崩れることがある・・・
という意味です。
つまり、ほんの些細(ささい)なことだからなどの、
過小評価などが原因で・・・
取り返しの付かない一大事を招くこともある・・・
という比喩です。
そして、同じくTOPICSでは、
心の隙間を「隙魔」にしない
との視点も、幾度も伝えています、、、

【 世界共通の「今だけ 金だけ 自分だけ」 】
分野は様々ながらも、
ベンチャー企業を後押しするのが・・・
莫大な利益を得られるビジネスチャンスと・・・
目論んでいる投資家達・・・
です。
そして、投資のみならず、ベンチャー企業の育成に乗り出しているのがジェイコブです、、、
ジェイコブ:
『 目標は投資を通じて、最大の利益を生み出す事です。 企業家と早い段階から密接に関わる事で、成長を後押ししています。 』
そして、ジェイコブが手掛けるのが、
国の将来に貢献出来る技術開発を中心にしつつ・・・
特に防衛産業に力を入れる企業家を集め・・・
事業成長のノウハウを合宿で叩き込む・・・
という育成法です。
故に、
招聘する講師は・・・
必然的に元軍人や防衛産業で儲かっている人が集められ・・・
更にアメリカ政府や軍との契約締結に有利な情報を提供する人を重宝する・・・
という段階まで「踏み込んで」います。
そして、企業家を前にして、ジェイコブは話します、、、
ジェイコブ:
『 皆さんは、この国(アメリカ)、そして、西側諸国にとって、極めて重要な企業を築いていくでしょう。 』

ところで、ここ数年来の日本でも、
《 今だけ 金だけ 自分だけ 》との言葉を・・・
よく見聞きするようになった・・・
というのが現実です。
そして、
《 頭の上の蝿(ハエ)も追えない 》との言葉は・・・
自分事すら満足に出来ないにも関わらず・・・
他人事に気を配るのはオカシイ・・・
などの意味です。
しかし、
100%完璧の人は存在しない中・・・
自分の出来る範囲内で・・・
幸せのお裾分けをするなどの想いは・・・
特にこの先には大切で必要になる・・・
と、感じませんか???

そして、ジェイコブの言動から読み取れるのが、
貢献するのは国に対してであって・・・
国民に向けてではない・・・
という事です。
そして、あくまで私の私見ですが、ジェイコブの「真の動機」にあるのは、
最初に国を豊かにすることで・・・
その後は国民も豊かになる(かもしれない)一方・・・
国が存在しなければ・・・
国民も存在しないなどの・・・
ニワトリが先か? 卵が先か? の如くの・・・
過度な二者択一に陥っている・・・
と、感じます。
しかも、そのような選択を、
他者にも強いる
という姿勢も感じます。
ただ、ジェイコブに限らず、
切羽詰まった状況に陥れば・・・
国のことなど眼中に無い・・・
という姿勢も「透けて」見えます、、、
