螺旋状に成長するコミュニケーション&嘘も方便と真の動機 ~ドラマ「ミディアム」から~

アリソン:
『 まだ決めてないわ! 、、、でも、あなたに来て欲しい、、、忙しいのは分かるけど、、、 もし明日、神と裁判長の前で偽証しなければならないなら、あなたにその目で見届けて欲しいわ!!! 』

 

そして、翌日の裁判ではジョーも同席し、アリソンは《 真実のみを話す 》と宣誓します、、、

そして、弁護士から「匿名情報を提供した相手と直接逢ったのか?」と問われますが、、、【 夢の中で(直接)逢った 】、、、とアリソンは考え「そうです」と答えます、、、

 

そして更に弁護士から、あなたは何か特別な力を持っているからあなたにだけ情報提供がなされ、その何か特別な力があるが故に検事局で雇われているのではと《 追及 》を受け続けます、、、

そして、アリソンは【 弁護士が過去に付いていた様々な嘘(例えば替え玉受験で弁護士になった事など) 】を裁判官と陪審員の前で《 話して(晒して) 》いきます、、、

当然ながら裁判官も陪審員もアリソンが何を話しているのかも、更にその理由もさっぱり分からずキョトンとしますが、その弁護士はアリソンの話が《 自分事という事実と真実(自らの痛手やウィークポイント) 》である事を《 察知し 》、すぐさま法廷のマイクを手で覆い隠して《 周りには聞こえない 》ようにしますが、アリソンは「これでもまだ私への追求を続けるのか、、、」と脅し!?ます(笑)

 

そして、裁判が再開され、「あなたは、なぜ特別なんです? あなたの本当の仕事は? 一体、何者なんです?」と弁護士の最後の質問が改めて読み上げられ、

 

アリソン:
『 私はただのパートです。 』

 

と、《 それだけを答え 》、この日の裁判は終了しました!

そして、その夜はアリソンとジョーと二人での祝杯!?を上げて、仲直りとなりました(笑)

では、物語(メタファー)はここで終了ですが、ちなみに、本編ではアリソンとジョーの険悪な雰囲気には他にも《 複線(複数の要素) 》がありますが、それは省略させて頂きました!

 

では、締め括りとして私の中の視点の一つをシンプルにお伝えしてみます!

TOPICSでは幾度もお伝えしている事ですが、

 

コミュニケーションにおいてトラブルになりがちなのは・・・

意見や見解の相違である事は少なく・・・

お互いに敢えて避けているコミュニケーションの隙間(話題)に生じやすい・・・

 

と。

そこでアリソンとジョーとのやり取りがありました。
「喧嘩するほど仲がいい」「夫婦喧嘩は犬も食わない」などの言葉もありますが、かなりお互いに率直なコミュニケーションをしているようにも見受けられます。
勿論、「売り言葉に買い言葉」という側面もありますが(笑)

ただ、私が着目した視点というのはアリソンの発言における、

 

『 、、、でも、あなたに来て欲しい、、、忙しいのは分かるけど、、、 もし明日、神と裁判長の前で偽証しなければならないなら、あなたにその目で見届けて欲しいわ!!! 』

 

との部分です。
これは、

 

コミュニケーションには《 限界 》などなく・・・

常にコミュニケーションは《 昇華 》し続ける・・・

つまりコミュニケーションにおいても・・・

《 成長は螺旋状に 》進む・・・

 

という意味合いにもなります。

では、今回はシンプルな締め括りがポイントですので、二人のやり取りにこれ以上言及する事はせず、最後にアリソンの裁判の中での、