螺旋状に成長するコミュニケーション&嘘も方便と真の動機 ~ドラマ「ミディアム」から~

アリソン:
『 今日、ボスに言われたの。 「証言は明日だ」と。 そして「もしよかったら嘘の証言をしてくれ」と。 』

ジョー:
『 その理由は? 』

アリソン:
『 “ 夢 ”が根拠じゃ捜索令状は取れないから私が匿名情報を入手したと言ったらしいわ。 』

ジョー:
『 そうか、僕はいい考えだと思うね。 』

アリソン:
『 冗談でしょ! 私に嘘を付けと? 』

ジョー:
『 そうだ。 』

 

アリソン:
『 無理よ! 』

ジョー:
『 君は先週いとこに「家を改装中で泊められない」と(嘘を付いた)、、、 』

アリソン:
『 法廷よ! 宣誓するの! 』

ジョー:
『 分かってる。 でも他に方法があるか?  』

アリソン:
『 分かってない! 何もね! 嘘を付くことは、私に与えられた力を否定することに(なる)! 』

ジョー:
『 そうか、証言台で嘘を付けば悪夢も見なくなり、人の心も読めなくなるのか? もしそうなら大歓迎だ! 遠慮なく嘘を付け! 』

 

アリソン:
『 もういいわ! さっさと仕事場に戻って! 』

ジョー:
『 やめろ! 』

アリソン:
『 何を!? 』

ジョー:
『 その態度だ! 我慢にも限界がある! 』

アリソン:
『 何か問題でも!? 』

ジョー:
『 ああ、、、あるね、、、 』

 

アリソン:
『 どんな問題よ!? はっきり言って! 』

ジョー:
『 いいとも! 君は何かというと自分が特別なことを強調したがる! 』

アリソン:
『 特別!?!?!? 知ってるでしょ??? 私は信心深い人間でも何でもないわ! でも何故か人に見えないものが見える。 望んだわけじゃない、嫌なこともある。 でも、それが私なの! それを否定することは私自身を、、、 』

ジョー:
『 どうしたいんだ!? 証言台で真実(自分は霊能力者である事)を言いたいのか!? 』

アリソン:
『 もちろんよ!!! 』

ジョー:
『 本気でそう思ってるのか!? (電話が鳴るが)ほっとけ! それがどういうことか考えてみたことがあるか??? (鳴り続ける電話に)鳴らしとけ! 新聞の一面にデカデカと報道される、朝のニュースにもだ。 娘たちは学校で何と言われると思う? 僕の仕事への影響は? 考えてみたか!? これは君だけの問題じゃない! 家族全員が影響を受けるんだ、それでもいいのか!? 』

アリソン:
『 分からない!!! 』

 

そして、ここでアリソンは先日に言われた夫婦仲が心配であるという趣旨が、この件であった事に《 気づき 》ます、、、

そして、ジョーに明日はどうするんだ?と聞かれ、