俊子:
『 もし、皆がお父さんの仕事を知ってて、友達のお父さんから御用達の札(を)貰ってくれって頼まれたら、一太郎どうする?
上手く話がまとまればいいけど、なかなかそうもいかないやろうし。
そしたら、一太郎と友達はとっても気まずくなるでしょ。
陛下のお名前でお金を稼ごうとする人もいるし、とにかく、出来るだけ知られない事が一太郎を守る事だろうってお父さんは考えてたの。
だけど、一番は陛下のお料理番だから、特別だから偉いんだって思って欲しくなかったんだって。
真心込めてやってるから偉いんだって、そういう料理人が偉いんだって、そう思って欲しかったんだって、、、 』
そして、篤蔵の元に家族皆で炊き出しを貰いに来た事により、俊子が篤蔵の仕事を、そして、そこに込められた篤蔵の想いを一太郎にちゃんと話してくれた事を察し、夫婦でお互いに《 ありがとう 》との言葉を交わします、、、
その後の一太郎は自らも料理人に間違った偏見を抱いていた事を作文で《 告白 》し、天皇の料理番という事は《 伏せて 》、お父さんは立派な料理人である!!!と威風堂々と作文を発表して終わりになります(笑)
では、天皇の料理番からはここで終了になりますが、ここでは一点だけ!
次の言葉があります。
親の心子知らず
と。
そして、《 逆もまた真なり 》で、
子の心親知らず
との言葉自体は存在しないのかもしれませんが(笑)
ただ、親は幾つになっても子どもにとっては親であり、子どもは幾つになっても親にとっては子どもでありというのも事実ではありますが、
親子間でトラブルになりやすい一つのケースには・・・
《 子どもは親の所有物 》・・・
との親側の過ぎた思い込み(気づけていない事)が原因となっている・・・
というのはとても多いです。
カウンセリングなどを行っておりましても、特に子どもが(いい年した)年配になってから問題が噴出するケースも多いです。
親であっても子どもであっても、そして、親という一面、そして、子どもという一面を大切に残しながら、
お互いに同じ人間である・・・
との《 余裕を持った幅広く奥深い視点 》を双方で持てるようになれば、このような悩みや問題の多くは解決されていきます!
そして、魂の視点では、
このようなコミュニケーションを・・・
出来る範囲内で大丈夫なので・・・
この世で実践してこそ・・・
あの世での更なる素敵な関係性に昇華させる事が出来る!!!
とのものになります(笑)
そうすると、《 自(おの)ずと 》来世での関係性も更に素敵なものになる事でしょう(笑)
では、次の2つ目の物語は、つい先日に放映された『 ラストマン -全盲の捜査官- 』(TBS)の第5話「忘れられない味」から簡潔に眺めてみます!