教え教わるという繋がりと重なり ~三原マジックより~:前半

では、前置きはここ迄に致しますが、つい先日にはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)も日本(ジャパン)の優勝で幕を閉じましたが、このTOPICSでも幾度かお伝えしておりますように、私は野球も好きな事から、今回は全7試合を最初から最後まで《 タイムリー 》で観てしまい!?ました(笑)

と、ここで余談ですが、今回のような野球の大会に限らず、また、スポーツに限らず興味や関心の無い分野などは誰もにありますし、それは私自身も同様です!
そして、特に今回のような野球の国際大会の場合では投手交代が頻繁に行われる事から、どうしても試合時間が長くなってしまう傾向があります。

 

このような事から、観たいドラマなどの時間が遅くなってしまって困った!という方もいらっしゃる事でしょうし、また、お仕事等でタイムリーには試合を観られない事から録画をしておいて、お家に帰ってからゆっくり観ようと思っていた方でも、試合が延長された部分は別番組枠となってしまい、録画が途中で切れてしまっていたなどの指摘(批判や非難も含め)も多数聞かれました。

このような《 》は以前からも多数あるにも関わらず、いわゆる《 大人の事情(思惑) 》という側面も関係しているのでしょうが、一向に改善しないメディア側の姿勢であったり、データ放送により双方向性が上がりテレビが面白くなるなどの《 狙い 》も以前には言われたりしておりましたが、

 

デジタルや何やかんやと言っても・・・

所詮は扱う人間次第(都合)である・・・

 

という点も炙り出されて来ております。

と、話が逸れたので元に戻しますが、ここからは『 プロ野球 マジックの継承者たち WBC栗山監督と名将のノート 』(NHK)という番組の一部を素材として活用致しますが、改めて今回のテーマは「教え教わる」ですので、野球を全く知らない方でも理解が《 進み深まる 》ように構成しておりますので、この点もご安心下さい(笑)

そして、この番組はWBC開催前に既に放映されていたものでもあり、

 

勝ったから(と言って)・・・結果が出たから(と言って)・・・

持ち上げるなどの性質では全くなく・・・

ましてや《 美談 》のような扱いをする訳でも全くない・・・

 

という点を最初に頭に入れて眺めてみて下さい!
なぜなら、そのような点を頭に入れておかないと今回のテーマの本質の《 道を見誤る 》怖れもあるからです!

では、ここから番組の紹介を元にして、そこに私なりの《 一つの視点 》ではなく《 (複数成り立つ)視点の(内の)一つ 》を交えながら進めて参りますが、これもいつも通りに私の視点が正解や間違いなどの性質のものでは全くなく、《 (過度な)二者択一に陥らない 》点を踏まえ皆さんなりの自由な発想で、そして、皆さんなりの日常生活で起こる様々な場面や出来事に《 照らし合わせて(擬(なぞら)えて) 》眺めてみて下さい!

 

この番組は、今回のWBCで監督を務めた栗山 英樹 氏が以前に譲り受けたあるノートがキー(鍵)となって進められていきますが、このノートというのが三原ノートと呼ばれているものであり、栗山 氏はこのノートを参考にし、とても大事に大切に扱っているそうです。

では、この三原ノートと言われる由来と所以を最初に少しだけご紹介して参ります!

プロ野球界で名将と称される三原 脩(おさむ)氏(1911~1984)という方がおりましたが、三原 氏は現在の巨人の前身に当たるチームでのプロ野球契約第一号選手でもあり、現役選手を引退後の戦後には5つの球団の監督を務め、日本一4回、(現時点では)歴代2位となる1687勝を上げています。
そして、逸話という実話(事実)では、万年最下位のチームを1年で日本一に導いたり、1958年の三原 氏率いる西鉄と巨人の日本シリーズでは三連敗の後に四連勝して優勝するなどがありました。

 

ちなみに、この四連勝の時には鉄腕と称された稲尾 和久 氏を四連投させた事で、往年のプロ野球好きの方では稲尾 氏は「神様、仏様、稲尾様」とのフレーズで知られております(笑)
今回のWBCにも参加し、昨年では史上最年少三冠王を取ったヤクルトスワローズの村上 宗隆さんの「村神様」との流行語を生んだ走り!?とも言えるかもしれません(笑)

と、話を戻しますが、三原 氏は監督時代に《 既に当時から 》二刀流(当時の永淵 洋三 氏という選手)を挑戦させていたり、《 相手 》チームに対する心理戦や《 味方 》のチームメイトに対する洞察力などを活用して試合を進めたり(創り上げたり)などをしていた事から、三原マジックと呼ばれるようになっていきました。