当たり前とは本当か!? ~地球から酸素が無くなる日&司馬遼太郎 氏の洞察より~

第433回:『 当たり前とは本当か!? ~地球から酸素が無くなる日&司馬遼太郎 氏の洞察より~ 』
【 参照キーワード:司馬遼太郎、酸素の誕生、シアノバクテリア、自己矛盾 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

私達が生きていく上で最低限必要になるのが「衣食住」と言われておりますが、中には「住(住まい)」が無い方や、ままならない方々もいらっしゃるのが実際であり、「食」に関して最も大切で根源的なものが「水」になりますが、これに関しましても氷河が溶け始めている事により海面上昇が加速している一方で、最近では世界各地で干ばつ化も頻繁に見受けられます。
そして、

 

僅か数分だけでも酸素が存在しなくなると・・・

私達(の脳)は活動出来なくなってしまう・・・

 

というのは周知の通りです。
このように「衣食住」であったり「水」であったり「酸素」というものを、

 

私達は《 当たり前 》に享受出来ている!?

 

と思われるかもしれませんね(笑)
と、そこまで壮大なものではありませんが!?今回は「当たり前とは本当か!? ~地球から酸素が無くなる日&司馬遼太郎 氏の洞察より~」というテーマをお届け致しますので、今一度、皆さんなりの《 当たり前とは何か? 》という点を考えるキッカケとしてみて下さい!

 

では、今回は2つの素材を活用致しますが、どうしてこの2つが関連するの(繋がって重なっているの)???と思われる方がほとんどであるかと思われますが、先程の《 当たり前 》をヒントとして眺めてみて下さい(笑)

1つ目の素材は『 コズミック フロント 』(NHK BSプレミアム)という番組から「地球に酸素が生まれた日」の回を簡単にご紹介して参りますので、まずは雑学のように触れてみて下さい!

なお、ここからご紹介するお話は、現在の所では仮説の一つではありますが、かなり有力視されているものです。

 

まず最初に、約46億年前に地球は誕生したと考えられています。
しかし、誕生当初の地球には酸素は存在しておりませんでした!

そこで地球に最初に酸素をもたらしたのが、シアノバクテリアという湖などの底に生息している細菌の仲間であり、このシアノバクテリアが光合成を行う事で地球に酸素がもたらされていると捉えられています。

このシアノバクテリアは現在では2,000種類を越えて生存しており、地球の酸素のおよそ半分を生み出していると言われておりますが、現在の地球の表面を取り巻く大気中では酸素が占めている割合は約21%になります。

 

そして、地層と岩石などの研究から約25億年前時点における太古の地球には酸素が存在していなかったとの研究結果が出ています。
また、同じ研究から地球に酸素が生まれたのが約23億年前との検証結果も同時に出されています。

更に地球の大気の酸素濃度の変化(推移)の研究では約24億年前に急激に酸素濃度が上がりますが、その濃度は現在の数パーセント程しかなく人間が呼吸するには不可能な状態です。

その状態が以後約10億年以上続き、約8億年前に再び酸素濃度が増加に転じ、徐々に変動を繰り返しながら現在に至っています!