身近な関係性のコミュニケーションのポイント ~ヒプノやレイキの上達法も含め~

では、私の体験談に入って参りますが、私の母が乳がんになった時の事です(なお、母は他界しております)。
手術を受け、その後の少しの間は体調面も良く過ごしておりましたが、手術後の乳房切除の箇所に次第に水が溜まっていき、私が帰省した際にもその状態を見ると、素人目ながらもかなりの量が溜まっているように感じ、とても苦しく辛いだろうと思いました。

ただ、手術を受けた病院に電話をして状態を伝えても、よくある事だからと、なかなか水を抜く治療を施して貰う段取りに行き着かず、その状態が1ヶ月程経ってようやく水を抜いて貰える事になりました。
その間も水はドンドン溜まっていく一方でした。

このような状況も影響してかと思いますが、母の体調面も然る事ながら、次第に精神面でも不安定になっていきました、、、

 

と、このような折、当時の私は東京在住で行政書士事務所を経営しておりました。
事務所のスタッフの皆さんの理解(厚意も含め)と協力もあって、私は出来得る限り帰省を頻繁にさせて貰う事が出来ました。

そして、帰省の度に母の体調や精神面での不安定さが強くなっているのを感じておりましたが、私はそのような母の姿を見るにつれ、この先の自分の人生としてやりたい事をやっていこう!との思いを強くし、また、少しでも母の力になれるのならばとの思いも同時に抱え、ヒプノセラピストの資格を取得する為に約1ケ月半から2ケ月の間、週末に大阪まで通い受講をする事に決めました。

そして、その間も実家に帰省出来る時は帰省し、資格を取得する前ではありましたが、母にヒプノセラピー(催眠療法)の暗示療法を行わせて貰ったり、自己暗示の方法を教えたりといった事をしておりました。

勿論、このような事が可能になったのは「が」望んだから(させてくれたから)出来た事でもあります、、、

 

そのように母も自発的に取り組んでくれている中で、体調面の方が次第に思わしくなくなっていきました。
このような折、私は主に精神面ではヒプノを行い、それでも何か他に自分でも母の身体への働きかけが出来ないかと考え、以前に何かで知った誰でも手を当てるだけで出来るレイキヒーリングの事が頭をよぎり、それを母に伝え、レイキに関しては習った事が無いのは勿論の事、ほぼ全く知識も無い中で母に行わせて貰いました。

また、この際のレイキに関しては、とにかく見よう見まねで精神面への頭部、そして親子と言えども、更に男女という面も踏まえ、乳房というのはお互いにデリケートな箇所でありますが、母はそのような事も気にせずに出来る事は何でもやって欲しいと言ってくれました。

つまり、ここでも、このような事が可能になったのは、「も」望んだから(させてくれたから)出来た事でもあります、、、

 

そして、もうお気づきかもしれませんが、ヒプノでもレイキでも、習う際の講座での練習は別としても、

 

私におけるヒプノもレイキも・・・

一番最初の実践をさせて貰えたのは・・・

母であった・・・

 

という事になります。
なお、私の父は医師でありますが、その父も以前に脳出血になり左半身は少し不自由が残っていますが、母の他界後に帰省した折には、私もレイキは既に習得済みであったので、父にも幾度か実践をさせて貰いました!
父においては実験台!?と思っていたかもしれませんが!?(笑)

では、私の体験談はここで終了になりますが、整理をしつつ、今回のテーマの趣旨に入って参ります!