2022年のメッセージ ~フレディ・マーキュリー&「過」と「陥」と「再」~

では、冒頭は今回の最初のテーマでもありますフレディ・マーキュリー氏から入って参りますが、彼はイギリスのロックバンドであるQUEEN(クイーン)のボーカリストですが、1991年にHIV感染合併症による肺炎の為、45歳で他界されました。

ところで、このTOPICSを継続してご覧になって頂けている方におかれましては、このTOPICSでは時折、私の好きな歌(歌詞や音楽)を素材として取り上げている面もさる事ながら、私自身は洋楽はあまり聞かないので詳しくないという事も、既にご存じであるかもしれません(笑)
そのような私でありますが、昨年の6月に金曜ロードショー(日本テレビ)で放映された2018年公開の映画《 ボヘミアン・ラプソディ 》が何となく気になり、録画して観た次第です。

 

この映画はフレディ・マーキュリー氏を主人公とした実話で、バンドとしてのQUEENの活動や苦悩などが描かれておりますが、実は私自身はこの映画を観るまでは、フレディ・マーキュリー氏やQUEENという名前ぐらいは耳にした事はありましたが、彼がこのバンドのボーカリストであった事も知りませんでした(笑)
ただ、これは現在においても彼やQUEENの楽曲というのは多くのテレビCM(コマーシャル)でも採用されておりますし、野球の甲子園大会での応援歌や、多くのスポーツ番組等でも活用されておりますので、私のように彼やQUEENを知らなくとも、おそらく多くの方も聞いた事がある!というケースもある事でしょう(笑)

 

このような私ですので、映画を見終わった後も、特に関心なども持たずに過ごしておりましたが、昨年の秋口頃から、その頃はTOPICSではXジェンダー前半後半)などのテーマも取り上げていた関係もあるのかもしれませんが、再度、フレディ氏の事が脳裏に浮かぶようになり、かと言ってその時もフレディ氏の命日なども知る由もない中で、12月初めに、何かが「繋がって」そして「重なって」ある一つの歌との出逢いに結び付いていきました、、、

 

ところで、フレディ氏は特にライブ(ステージ)でのパフォーマンスに力を入れていたとの数多くの証言があり、それはひとえに集まってくれたファンの前で最高のものを提供したいと強く思い続けていたという事があったそうです。
例えば、彼のステージ上での衣装は派手な色を活用してみたり、奇抜!?な格好を提供してみたり、上半身は裸で歌ったりなども数多く見られます。

そして《 クイーン:マーキュリー・ライジング 》という番組の中で、フレディ氏のジャケット撮影をしていた写真家は、フレディ氏は人目を凄く気にする人で、出っ歯でもあった為に写真では必ず口を閉じて写っている事を回想し、次のお話をされていました。

金があるんだから(歯を)治せと(フレディ氏に)言った事がある。 余分な歯が4本もあった。 なぜ(歯を)抜かないのかと聞くと、(フレディ氏は)声の広がりや音域に影響するからだと言っていたよ。

 

このように、派手な格好や奇抜な衣装などが取り沙汰されるイメージの多いフレディ氏ですが、ちなみの余談として日本では2011年に某有名なインスタントラーメンのCMでフレディ氏が起用され、その光景を覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、このCMは彼の他界後に加工(や誇張)して製作されたものですが、その内容については特にファンの方々の間におかれましては、今もって賛否両論が渦巻いているそうです、、、

 

話を戻しますが、フレディ氏はHIVに感染しておりましたが、女性と同棲していた事もあったりを含め、彼は両性愛者であったとの、これも数多くの証言があります。

では、せっかくの機会ですのでご存じない方がいらっしゃれば知っておいてみて下さい。
HIV感染 = エイズではなくHIVはヒト免疫不全ウイルスというウイルスの名前の事であり、一方のエイズは後天性免疫不全症候群と言われるもので、HIVに感染した人が免疫機能等の低下により、指定されている23の合併症のいずれかを発症した状態の事を指しております。
また、フレディ氏の当時よりも現在は治療方法等も進んでおりますので、念の為に。