自律訓練法と生活不活発病(廃用症候群) ~上がり続けているテンションに気づく~

《 第3公式:心臓の鼓動

※ 心臓(あるいは胸の辺り)に意識を向けながら、心の中で複数回繰り返します

『 心臓が穏やかに静かに鼓動している、、、心臓が穏やかに静かに鼓動している、、、心臓が穏やかに静かに鼓動している、、、 』

 

《 第4公式:呼吸

※ 呼吸に意識を向けながら、心の中で複数回繰り返します

『 楽に自然と呼吸している、、、楽に自然と呼吸している、、、楽に自然と呼吸している、、、 』

 

《 第5公式:お腹に温かさを感じる 》

※ お腹に意識を向けながら、心の中で複数回繰り返します

『 お腹が温かくなってくる、、、お腹が温かくなってきた、、、お腹が温かい、、、 』

 

《 第6公式:額に涼やかさを感じる 》

※ 額に意識を向けながら、心の中で複数回繰り返します

『 が心地よく涼しくなってくる、、、額が心地よく涼しくなってきた、、、額が心地よく涼やかだ、、、 』

 

《 消去動作 》

※ 最後に行う動作ですが、下記以外でも、首や肩を回したり、屈伸するなど、自分が「戻ってきた」感覚が得られればそれで大丈夫です

①  ゆっくりと目を開けます

②  両手を前方に向け、力を入れグーの形に握ります

③ 両手は前方を向いたまま、力強くパーの形にします

④ ②と③を何度か繰り返します

⑤ 「私は、今ここに、しっかりと落ち着いている、、、」などを幾度か心の中で繰り返します

※ 最後に深呼吸などをしても良いです

 

では、実際のやり方はこれで終了ですが、まず「上手にやろう」などの意識は不要です!
「何とな~く、出来てるかな!?」位の感覚から始めてみて下さい!
つまり、「努力しないで下さい」とお伝えするのが「真意」です(笑)
そして、大切なのは、自分にとって「無理なく出来る範囲内」で、出来れば「(日々)継続」する事が効果的になっていきます。

 

故に、例えばお酒を飲んでそのまま寝てしまった!などの時には、「罪悪感」などを持つ必要は全くなく、「今日は自律訓練法を休んで良い日だったんだ!」などの「大胆さ」を活用してみて下さい(笑)

また、あくまで参考程度ですが、その他には「筋弛緩法」などもあり、このやり方は、(各部位の)筋肉を最初に7割くらいの力で5秒ほど「緊張」させ、その後に10秒ほど「脱力(緩める)」させるなどもありますので、興味のある方を、あるいは、やりやすい方を選んでも良いですし、両方行っても勿論大丈夫です!

 

では、締め括りと致しまして視点を補足してみますが、先ほど『 「生活不活発病(廃用症候群)」は・・・特に「心」と関連している・・・と言われております 』とコメント致しましたが、自然災害(に伴う避難生活なども含め)や現在のコロナ渦などの状況におきましては、