「生き様」から考える真の動機 ~野口英世と私の歯科治療体験(笑)~

『 瀬川さん・・・

  これはセラミックの歯ではなくて・・・

  ガラス玉(陶器)だよ・・・ 』

 

と。
そして、

 

『 昔はセラミックと称してガラス玉を使う歯医者はいたにはいたけど・・・

  未だにこんな事をしている歯医者がいるとはねぇ・・・

  私がガラス玉である事を証明した文書を差し上げるから・・・

  それを持って行けば、最初に治療した歯医者で無料でやってもらえるけど、どうしますか? 』

 

と説明してくれました。
しかし、この時の私は、最初の歯科医院の(若い方の)医師の方が「嘘」をついていたと、次の歯科医院の医師の方はセラミックではない事を分かっていたにも関わらず(なぜなら、3番目の歯科医院の医師の方が、歯医者さんであれば見ただけで分かるとの説明をしてくれたからです)何の指摘もせずに終わった点などを含め、この3番目の歯科医院の医師の方は「正直」に教えてくれ、また、セラミックの歯と言えども絶対に欠けない訳ではない旨の「理由」なども教えてくれ、それ(歯が欠けるの)を出来るだけ回避する為の、歯ぎしり用のマウスピースは保険も使えるなどの「丁寧な説明」があった事により、その歯科医師の方にお任せする事で解決していきました!

 

ちなみに、私はヒプノセラピー(催眠療法)行っておりますが、歯科診療報酬表には《 心身医学療法 》という項目も記載されており、一定の条件の元では、歯科治療においても(自律訓練法等として)カウンセリングや催眠療法などを行う事が認められるとの解釈もあり、また、歯科大学で行われている講義の中においても、同じようにカウンセリング技法や、催眠療法の基礎をアレンジした治療方法なども教えられておりますが、何より、歯科医師と患者さんとの「ラポール(信頼関係)」の構築が治療には不可欠との観点から、「コミュニケーション」の大切さが教えられております、、、

 

では、ここ迄で皆さんは「私(瀬川)自身の体験」という景色や光景を、どのように捉えましたでしょうか???(笑)
今回も、どのような捉え方でも、如何なるご意見やご感想でも全く大丈夫ですので!
では、「嘘」のような私の本当の話(体験)から野口英世 氏へと「繋げて」「重ねて」参ります!

 

野口英世 氏(以下、野口と称します)につきましては、現在のお札(千円札)の肖像にもなっておりますし、私も小さい頃に読んだ伝記や、学校の授業や教科書等でも取り上げられており、小さなお子さんも含め、多くの方々がご存じの人物でもある事でしょう。

ただ、そのように「当時の私」には知らない(知らなかった)、野口 氏の「別の側面」というのも色々と明らかにもなって来ております。
そこで、フランケンシュタインの誘惑「科学者 野口英世」(NHK BSプレミアム)という番組から、その「別の側面」を整理して簡単にご紹介して参りますので、今回のテーマでもある「生き様」、そして、「真の動機」と「繋げて」「重ねて」眺めてみて下さい!

 

まず、野口は1歳半頃に囲炉裏の火で左手を火傷し、それが元で左手の指が癒着してしまい、その不自由さの中で(後に16歳の時に手術を受け幾分回復しておりますが)、色々と勉学や努力を重ねていったというお話は、多くの方が耳にした事があるかと思われます。
そして、生涯では200本以上もの論文を発表し、ノーベル賞候補にも挙がりましたが、しかし、「現在」ではこの論文の多くが間違っていた事が分かってきました、、、

と、ここで最初にお断り致しますが、この先の内容につきましても、「当時」の環境や状況という点も考慮する必要があると同時に、いつもの通り「(過度な)二者択一」、また、極端な「善悪」や「是非」に陥らないようお願い申し上げます!