KAGRA(カグラ)から学ぶ感性の研ぎ澄まし方 ~ノイズを除去し他人の経験から学ぶ~

心(私達の内面)というのは・・・

「あらゆる面」の土台(基礎)となるものであり・・・

「あらゆる面」に「派生」している(していく)ものであり・・・

この「派生」という現象が・・・

様々な(日常生活を含めた)場面での「繋がり」と「重なり」となって現れてくる!!!

 

からです。
そして、このTOPICSで活用している素材では、あくまで「私(瀬川)」の興味や関心のある事柄が多くなってしまうのは避け難い傾向でもありますが、

 

「深入り」する必要性は全くないが・・・

「浅く広く」という視点を少しでも保てるようになると・・・

「あなた自身」の「深みと奥行き」がドンドン増していく!!!

 

というのは、「私(瀬川)」が保証致しますので、前置きが長くなりましたが、宜しければ今回のテーマである「KAGRA(カグラ)から学ぶ感性の研ぎ澄まし方~ノイズを除去し他人の経験から学ぶ~ 」に少しの間お付き合い頂いて、幾分かでも皆さんの「血となり肉となり骨となる」という面に役立てれば幸いです(笑)
そして、ここから先の「(カギ括弧)」部分は意図して「暗示」効果を高める為に活用しておりますので、宜しければその点も意識してみて下さい!

 

それでは今回の素材ですが、2020年8月9日にEテレで放映された、サイエンスZERO『 ついに稼働KAGRA 初観測の舞台裏 』から一部をご紹介して進めて参ります!

ところで、KAGRA(カグラ)と言っても、それって何???という方も多いかと思われますので、最初に概要を簡単にご説明して、そして、そのKAGRAからの学びに繋げて行きますので、雑学の仕入れのように少しお付き合い下さい(笑)

 

KAGRAとは、約100年前にアインシュタインが提唱した重力波という現象を「捉える」為の大型の重力波望遠鏡です。
そこで重力波とは、例えばブラックホールの合体、中性子星の合体、超新星爆発などで発生するもので、「光」より前に放出されるものであり、この重力波の発生により時空に「歪(ゆが)み」が生ずる事が既に証明されているものです。

 

そして、この現象を「捉える」事が出来る大型の重力波望遠鏡は、今までの所ではアメリカに2台、イタリアに1台しかないものでした。
そして、昨年に史上初のブラックホール直接初観測でも話題となった、マルチメッセンジャー天文学の分野においてもKAGRAが加わり4台になる事で、「複数箇所」から観測する事で重力波の「発生源」をピンポイントで特定しやすくなるという効果があるものです。
ちなみに、マルチメッセンジャー天文学とは、可視光、赤外線、電波、ニュートリノ(素粒子)などの「幅広い素材」から様々な手法で同時に観測する事を指しております。

 

このように、世界で4台目となる大型重力波望遠鏡であるKAGRAが2020年の2月~4月に掛けて本格稼働され現在に至っております。
そして、このKAGRAは岐阜県飛騨市の山中(さんちゅう)、地下200mの所に設置されておりますが、この設置場所や条件というのが、今回の感性の研ぎ澄まし方の参考になるかもしれません(笑)

では、少し細かい面も出てきますが、設置場所や条件を抜きにしては先に進めませんので、出来る限り分かりやすく、この番組からご紹介して参ります!

 

KAGRAでは重力波を検出する為に、長さ3㎞のアームと呼ばれる2本のパイプが使われています。
これはYアーム・Xアームと呼ばれ、この2本のパイプが直角に交わる構造で、パイプの中は(出来得る限りの)真空状態に保たれており、その中では強力なレーザー光源が走っています。

そして、このレーザーがYアームとXアームの両方に同時に放出され、通常の状態であれば、その2つのレーザーは同時に戻ってくる事が(消滅という現象で)観測されます。
が、しかし、重力波の影響により、ほんの僅かでも時空に「歪み」が生じていると、YアームとXアームの長さが変わってしまい、2つのレーザーの戻ってくるタイミングが変わってきます(故に消滅しない)。

 

つまり、通常の状態では2つのレーザーで「相互の波の打ち消し」が起こり、この2つのレーザーは「消滅」してしまいます。
しかし、時空に「歪み」が生じている場合には、「相互の波の打ち消し」が起こらず、ほんの僅かの時間差ですが、2つのレーザーが消滅せずに戻ってくる様子が観測されます。

ここ迄は大丈夫でしょうか???
難しい事は分からなくても全く大丈夫です!
なぜなら、ここからが今回のテーマの趣旨に入って行くからです(笑)