仕事(職場など)のカルマ(業)は膨らみやすい!? ~真の動機という軸や芯をしっかりと保つ~

静岡県の熱海市において、先月の6月21日の夜にサプライズ花火が打ち上げられました。
そこで、いわゆる3密を回避する為に、市民に対しては打ち上げの2時間前に無線やメールマガジンでお知らせをしたそうです。
そして、そのお知らせの際に、

 

『 熱海市は、新型コロナウイルス収束と医療従事者をはじめ、この苦境に立ち向かわれている全ての市民の皆さまへの感謝を込めてお贈りいたします 』

 

と発信していたそうです。
ところが、、、実際は、この花火の打ち上げは、ある飲料メーカーのプロモーション動画の撮影を目的に行われたものであり、花火の主催者も花火製造会社で、実施する際の費用は、この飲料メーカーが負担していたとの事です。

 

熱海市は当初、このようなコロナ禍において、一企業の宣伝広告製作という理由では花火の打ち上げを許可出来ないとしていたそうですが、移動制限の解除や、熱海観光の回復祈願などを「名目にする」事で了承するに至ったそうです。
が、しかし、、、この飲料メーカーの意向で、誰が花火を打ち上げているのか、また、企業の動画撮影の為という「情報などは伏せた」との事だそうです、、、

そして、この件を記者会見で問われた同市の副市長は、メールマガジンの文言の表現が「適切ではなかった」と述べ、お詫びしたそうです、、、

果たして、「真の動機」はどこにあるのでしょうか???

 

では、3つ目のニュースに進みます!
これも先日の5月17日に、神奈川県において小田原市長選が行われました。
そして、当選した市長の公約を記した選挙公報の中に、

 

『 市民を守るコロナ対策 ひとり10万円 』

 

と記されていました。
そして、この件を議会で問われた市長は、

 

『 選挙公報の紙面の大きさの「都合」で丁寧な説明が出来ず「誤解」を招いた 』

『 国の特別定額給付金を迅速に執行するという意味で記した 』

 

などのコメントをしたそうです。
ただ、この特別定額給付金は市長選の公示前に既に動き出していたものでもあります。
また、ある記事によると、この市長の選挙陣営の関係者は次のようにも述べていたそうです。

 

『 そもそも小田原市にそんな財政的な余裕はない。
  10万円といったら、国の給付金だって誰だって分かるでしょう?
  配るとは書いていないよ。
  重箱の隅をつつくような話だよ。 』

 

と。
確かに、公約で掲げた全ての政策が実行出来るものではありませんが、もし、皆さんのお住まいの地域において、このような選挙(公報や活動)を目にしたら、どのように思われますでしょうか???

果たして、「誤解」を生み出すような「伝え方」に問題があるのでしょうか???
それとも、「誤解」をする住民(有権者)に問題があるのでしょうか???

 

それでは、最後の4つ目はふるさと納税を巡る訴訟のニュースからです!