アイドルという存在から考える依存や感謝などの視点 ~ペットロス症候群なども含め~ 

そこで、このようなアイドルという存在は恋愛禁止?という気持ちも全く分からない訳ではありません。
私も中・高生の時には好きなアイドルもおりましたし(笑)
ただ、このような恋愛禁止をファンや運営側(の大人)が求め(過ぎ)るというのは、

 

人(生身の人間)の心や感情は・・・

VR(バーチャルリアリティ)とは違う・・・

 

という「本質」に反する事にもなります。
なお、ここでのVRとは、ここ最近はVR上のアイドルというのも存在している模様ですし、そのようなアイドルを好きになるのも応援するのも全くの自由ですので、それを否定や非難をしている訳でもございません。
ただ、

 

心や感情はVRではない・・・

という事は、

ゲームのようにリセット(をしたり、させる事)は出来ない・・・

 

という面も同時に忘れてはならない視点でもあると感じます。
そして、恋愛禁止?から見られる、心や感情をVRと捉える事が行き過ぎると、歪んだ形となったストーカー行為などへ変質していく怖れも多々含まれますが、このような恋愛禁止?に「根」が近い現象というのは、近頃の親子関係や職場などでも見受けられる事が多くなってきているようにも感じます。
それは、

 

親は子どもを自分の所有物と思い込み・・・

上司や経営者は部下を自分の所有物と思い込み・・・

それが故に・・・

子どもや部下を(自分の意のままに)コントロール出来ると思い込み過ぎている・・・

 

という傾向と、少し大げさかもしれませんが、「何か」が繋がっているのかもしれません。
そして、ここでの心や感情をVRのように扱い、また、何かや誰かを自分の所有物のように思い込むというのは、もうお分かりの通り、ここには「感謝」という視点が存在していないという側面が大きく関与しております、、、、、

そして、あくまで個人的見解ですが、このようなアイドルの恋愛禁止?というのは、本当のファンを育(はぐく)む事にはなりませんし、成熟したファンにとっては「はた迷惑」?かもしれませんし、もうこのような視点からは「卒業」しても良いのでは?とも感じます(笑)

 

では、さらに視点を変化させてみます!
最近では、スポーツなどのアスリートの方々もアイドル視されたりする傾向がある事はご承知の通りかと思います。
そして、このようなアスリートという存在に対しては、特に女性の方々における、幅広い年代層からの応援なども特徴のように思われます。
そして、その応援の裏側には、感動を貰った!などの「感謝」の気持ちも存在しているのも事実です(笑)

ただ、一点、私が危惧している面が存在しているものがあります。
それは、