アイドルという存在から考える依存や感謝などの視点 ~ペットロス症候群なども含め~ 

「〇〇ロス」・・・という言葉

 

です。
これは、「ペットロス症候群」などのように、

 

何かを「失った・失われた」心の状態

 

を指す場合が多いですが、ペットなどが他界した事により、その後の人生に希望が持てなくなったり、あるいは、ペットがいないと生きていけない、などの深刻なケースに陥ってしまう事もあります。
勿論、このような心の状態というのは、ご家族や知人などの「人」の場合でも、その「本質」は同じです。
そして、何故、私が危惧しているかと言いますと、まず、

 

言葉には「力・パワー」がある

 

という点です。
そして、もっと突き詰めて表現しますと、

 

言葉には力・パワーという「実体」がある

 

という事でもあります。
そして、アスリートなどの引退のケースでよく「〇〇ロス」と使われたりもしますし、これは、芸能人としてのアイドルなどの場合も同様に使われています。
そして、私が危惧している現実問題としては、

 

マスコミなどでは・・・

あまりにも安易に・・・

「〇〇ロス」という言葉を活用し過ぎている・・・

 

という現象です。
これは、このTOPICSでも幾度も取り上げているセクハラやパワハラなどの「ハラスメント」における「〇〇ハラ」も同様です。
つまり、このような略語があまりにも軽く?使われ過ぎて、そして、当たり前のように目にしている事で、

 

「実体」と「心の状態」に乖離(かいり)が起き始めている・・・

 

という部分です。
そして、

 

この「〇〇ロス」という・・・

「ロス(失う・失われた)」という言葉(の使われ方)には・・・

「一方的」に奪われた、とのイメージが伴いやすく・・・

 

結果的に・・・

「感謝」という側面をも見え辛くさせている・・・

 

という傾向に拍車を掛けているのが、現在の世の中や社会に多々反映されていると、私個人としては感じています。
そして、今回のアイドルという存在をどう考え捉えるかという視点も、

 

詰まる所は・・・コミュニケーション

 

と同じです。
このアイドル、あるいは、アスリートという存在とのコミュニケーションにおいては、その多くは「直接的」ではないかもしれませんが、TVなどを通した「間接的」な場合でも、その「本質」は一緒です。
なぜなら、

 

どちらでも・・・あなたの心を・・・感じ動かせている

 

からです。
そして、どのようなコミュニケーションにおいても、その「本質」は、

 

「相手」を理解しようとする試みでもあり・・・

それと同時に・・・

「自分(の考えている事など)」をどのように表現し伝えるのか・・・

 

という所にあります。
それと、これも誤解の生じやすい部分がありますので、今回は一言付け加えさせて頂きます。
それは、例えば、