匿名という二次被害を防ぐには ~憶測が憶測を呼び誹謗中傷という鬱憤晴らしに繋がる~ 

どこの誰にでも当てはまる(可能性がある)性質のもの・・・

 

という点は、このTOPICSをお読みになって頂いてる皆さんにおかれましては、その「真意」を読み取って頂けている事かと思います。

そして、少しだけ余談ですが、私の大学時代からの親友が、某有名な大手の車メーカーに卒業後に入社しました。
その数年後に、その親友は車の運転中に事故を起こし、その相手の方は、(若くして)お亡くなりなりました。
勿論、飲酒運転などによる事故ではありませんが、その後も幾度となく、その親友と飲んだりしている時に、その親友は、

 

一生を掛けて償わなければならないし・・・一生涯忘れてはいけない(忘れられない)・・・

 

などの、相手の方(ご遺族なども含め)に対するお詫びや申し訳のなさ、自責の念や後悔などの言葉が口から出て来ていました。
何年間もご遺族の元を訪問して、お詫びやお墓参りなどを続けていましたが、ご遺族の方から「もう充分に気持ちは理解出来ているから、あなたの人生を生きて下さい」という趣旨のお言葉を頂いたとも話しておりました。

そして、その後も車の販売という仕事をしていながらも、その車を運転する事も出来ない(してはいけない)・・・という葛藤を抱えながら、その後も年数を経たある時に、その親友から、

 

「 自分は(今後)車を運転しても良いのだろうか・・・? 」

 

との話になり、その時には、その親友も結婚してお子さんも授かったりという新たな状況になっていた事もあり、私は、

 

「 (事故に遭われた)ご本人さんも、そのご家族の方も、もうちゃんと理解してくれているよ(だから運転しても大丈夫だよ) 」

 

と伝えた事を今でも覚えております。

このような事は、交通事故に限るものではありませんし、どれだけ注意しても防ぎようがない事故などがある事も、個人的な実感としてはありますが、そのような中においても、

 

被害者がいれば・・・加害者が存在し・・・

加害者がいれば・・・被害者が存在し・・・

そして・・・

どちらも色々な苦しみや悲しみなどを抱えて生きている・・・

 

というケースが多くの場合にある事を、今回、縁あってこのTOPICSが初めて目に留まった方々におかれましても、理性からの問題提起ではない、感情優位の匿名による誹謗中傷などは、他の人を傷付けるのみならず、他ならぬ、自分自身をも傷付ける行為でもあること意識して頂き、あなた自身が自らで同じような体験をする事が無い為にも、今回のTOPICSで学び終えて頂ければ幸いでもあります・・・

 

ちなみに、二次被害に関連したテーマと致しましては2018年6月2日の第204回目のTOPICS『 見落としがちな盲点?に気づいて「二次被害」を防ぐ 』などもございます。

 

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