匿名という二次被害を防ぐには ~憶測が憶測を呼び誹謗中傷という鬱憤晴らしに繋がる~ 

誹謗中傷の域の発言をしている人は・・・

遠からず・・・

同じような目に遭ってしまう・・・

 

という事です。
そして先ほどの、一度出した言葉は引っ込められない、という点に関しては、もし、間違った事や、感情が行き過ぎて誹謗中傷めいた発言をしてしまった場合には、

 

その事に気づき・・・

傷付けた人がいるのならば謝罪をし・・・

改めて、変化した後の、ご自身の考えや思いを新たに伝えれば良い・・・

 

という事になります。
そして、誹謗中傷の類(たぐい)の自分の発した言葉が自分に反ってくるというのは、

 

自分の内面に「分離」を生み出し・・・

自分で自分の「バランス」を保てなくなり・・・

そして・・・

次第に自分を「見失って」いく・・・

 

という面に現れやすくなります。
私達の誰もが、私自身も含め、時には間違いも犯しますし、思いとは裏腹に誰かを傷付けてしまっていたりする事はあります。
もし、ネットなどにおいて、匿名で誰かや何かを誹謗中傷するような(したいような)感情に捕らわれている時には、

 

自分の内面を見つめ・・・

その誹謗中傷は・・・

実は・・・

自分に対して、自分が向けているものである・・・

 

という事に「気づいて」下さい。
そして、今回のような、

 

決して二次被害を出してはならない!

 

という面を、必ず「想い出して」下さい。
そうすると、あなたが自分の発した言葉で、他の人は勿論、自分自身をも傷付けたり苦しめたりする事は無くなります。
今回は痛ましい交通事故からのテーマと相成りましたが、似たような側面は「夫婦喧嘩は犬も喰わぬ」、あるいは、「(他の人の悪口などを聞いた際などの)耳を洗う(耳を滌(すす)ぐ)」などの慣用句のように、身近でもよく起こりがちな事でもあります。

 

そして、全ての面でとは言いませんが、出来る範囲内において、何かの意見や思いを発する際には、匿名というスタンスではなく、本来の自分自身としての発言という面を意識してみて下さい。
なぜなら、一人一人が考える事をしないと・・・二次被害は防げない・・・からでもあります。

 

ちなみに、皆さんもニュースなどでよく目や耳にする光景とは思いますが、先ほどの取材現場などでの「オフレコ」とも関係してきますが、「与党(あるいは野党)幹部によると・・・」また「省庁の幹部筋によると・・・」などのコメントが匿名で紹介されるケースはとても多いです。
あくまで私の個人的見解ですが、このような立場や役職にある人の発言において、匿名というのは・・・如何なものか・・・と感じます。

 

そして、やはり、これから年末に向けてお酒を飲む機会も増える事かと思いますが、飲酒運転は絶対にしてはいけません
先日の10月6日のTOPICS「青森県&五所川原の個性???」では、次のようにお伝え致しました。

 

「 自分だけ、であれば良いだろう(構わないだろう)・・・ 」

「 心の中では良くない事と思いながらも・・・
  自分の胸の内で収めようとしている・・・ 」

 

と。
今回の交通事故における飲酒運転をした人は、まさしく、「自分だけ、であれば良いだろう(構わないだろう)」との思い、そして、飲酒運転と承知していながら、この車に同乗していた人は、「心の中では良くない事と思いながらも・・・自分の胸の内で収めようとしている」という思いにも当てはまるようにも感じます。

この回のTOPICSのテーマとしては、敢えて、「青森県&五所川原の個性」としてお伝え致しましたが、