未知との遭遇・・・という絆や統合 ~オウムアムアという訪問者~ 

それは、彗星だとしたら、なぜガス(やチリ)を放出している証となる「尾」が観測されない(見えない)のか???という疑問です。
ちなみに、皆さんもハレー彗星などの写真では青っぽい色の「尾」を見た事があるかもしれませんが、これは「シアン化物」であり、この「シアン化物」の放出がある事が、その彗星が太陽系の中のものである事の指標ともなっています。

そして、ここで出された結論が、

 

噴出しているガス(やチリ)は・・・この太陽系のものではない(太陽系には存在していない物質である)!!!

 

との事で、オウムアムアは彗星である、との小惑星派と彗星派の意見が一致しました。
そして、この結論が、先ほどコメントした「私達という存在」である「生命」に関係していきます・・・

 

ハーバード大学では、ブラックホールの研究と共に、太陽系の外からやって来る天体の数を推測する研究も行われています。
そして、オウムアムアが発見された事で、この研究も大幅な変更と見直しを迫られる事になります。
と言うのも、オウムアムアが存在するという事は、

 

既に太陽系の中には・・・太陽系の外からの天体が・・・数多く存在している・・・

 

という事をも意味しているからです。
そして、計算をしてみた所、オウムアムアと同じような天体は、既に太陽系の中に(少なくとも)1,000個ほど存在していると導き出されました。
さあ、ここからがクライマックスです!(笑)

そして、このような計算から導き出される傾向を元に、過去に遡ってみると、

 

膨大な数の天体が(以前から)太陽系の外から訪れている(訪れていた)

 

という式が成り立ちました。
そして、これらの現象は特殊な事でもなく、稀少なケースでもなく、

 

単に・・・今まで人類は・・・発見出来ていなかっただけ(気づけていなかっただけ)・・・

 

というのが、真実でもあり事実ともなりました。
そして、そのように過去から今までに膨大な数の天体が太陽系の外から訪れている(訪れていた)という事は、

 

その中には・・・地球に衝突した天体が存在していた可能性が(かなり)高く・・・

それが意味する所は・・・

「地球の生命」は・・・どこから来たのか?

 

という謎を紐解く「大きな鍵」になると真剣に検討されています。
つまり、今までの常識や推測が大きく崩れつつあり

 

太陽系の外から・・・

現在の太陽系に「生命」がもたらされ・・・

別の星から別の星へと・・・

(他にも)「生命」がもたらされている・・・

という可能性を真剣に検討する必要性が生じてきた!!!

 

と研究者の方々は語っております。
さらに、本年2018年の5月、フランスのニースにおいて、もう1つの太陽系の外から来た天体が発見されました。

その天体は、ずっと以前に太陽系に来たもので、それ以来、木星の近くを小惑星として廻り続けていますが、この天体だけが、他の小惑星とは逆方向に廻り続けている事も分かりました。
そこで、いつからこの天体が他の天体と違った逆方向の軌道で廻り続けているのかを検証する為に、45億年前まで遡って計算した所、

 

今も昔(45億年前)も・・・その軌道は・・・ほとんど変わっていない・・・

 

との結論が出されました。
45億年前の太陽系というのは、惑星が出来始めたばかりの頃で(ちなみに、諸説ありますが、二足歩行という観点から人類と捉えても、その誕生は長く見積もっても700万年前位だそうです)、その時から太陽系の惑星は皆(地球も含め)同じ方向に廻り続けていますが、この発見された天体だけが45億年前から変わらずに逆方向に廻り続けている事から、この天体も太陽系の外から来ている事の証となっています。
そして、このような天文学における新たな発見が相次いでいる事により、多くの研究者達は、