孔雀王に見る光と闇の統合 ~利己主義と利他主義もサイクル(循環)で統合出来る~

「光と闇」・・・あるいは・・・「ポジティブとネガティブ」・・・

とは、

必ずしも「善と悪」に分離できる性質のものではない

 

という点を頭に入れてみて下さい!

 

 

そして、以前のTOPICSでも、

 

(物事や出来事は中立でありながらも)ほんの少しだけポジティブな方に比重が掛かっている

 

と伝えた事があります、、、

 

【 科学と聖書 】

少し視点を変えてみると、科学の世界でも「物質」「反物質」が同じ比率で出逢うと、全ては「消滅」します。

そして、現在の宇宙の成り立ちも、

 

ほんの僅かだけ「物質」の比率が重かったため・・・

その、ほんの僅かな部分で宇宙、そして、人間も含めた「物質」全般が創り上げられた・・・

 

と考えられている話も紹介しました。

そして、キリスト教の聖書ではサタンは神の敵対者とされ悪魔と呼ばれています。

しかし、

 

サタンも・・・元は神に仕える身・・・

 

であった事から堕天使と呼ばれています。

繰り返しですが光と闇を兼ね備えた孔雀王も堕天使です!!!

ここで私が示唆しようとしている点は、、、皆さん自身で自由に発想して考えてみて下さい(笑)

 

ちなみに、私はキリスト教徒でもないですし基本的に無宗教ですが、宗教を否定している事も一切ありませんし、様々な宗教の中に見い出せる「共通の本質」や「長所(時には矛盾点も含め)」を探し出すのは好きです(笑)

このような観点も、先ほどの比重や比率という点を考える素材として活用出来ます!

 

 

【 利己主義と利他主義のサイクル 】

ところで、「利己主義」「利他主義」という言葉があります。

「利己主義」の対義語が「利他主義」とされていますが、

 

利己主義 : 周りや他(人)を省(かえり)みず自らの利益や快楽のみを追い求める

利他主義 : 自らの利益や快楽よりも周りや他(人)の幸せを考える

 

と定義されています。

では、本当に「利己主義」と「利他主義」とは対義語のような、あるいは、光と闇に象徴されるような相容れぬ正反対の意味なのでしょうか???

 

他の人の幸せを自分の幸せとも感じられる・・・(利他主義)

そのような自分を充分に愛する事が出来る・・・(利己主義)

 

そして、

 

自分を充分に愛する事も出来るが故に・・・(利己主義)

なお一層、他の人のさらなる幸せも願えるような心持ちになれる・・・(利他主義)

というようなサイクル(循環)・・・(統合)

 

は成り立ち得ないのでしょうか???

そして、今回のテーマの「統合」の意味、、、皆さんはどのように考えますか!?(笑)

 

ちなみに、お汁粉を作る時には甘さを引き立てたり、味に芯を通す為にを入れたりします。

そして、見事なお汁粉が出来上がります、、、あるいは、、、生み出されます。

しかも、甘みと塩は互いに分離される事なしに、、、これも「統合」とは言えないのでしょうか!?(笑)

 

※ 関連TOPICSはこちら

・ 『 必要悪は存在するのか!? カリブの海賊より~ 』

・ 『 悪人正機説から考える自立・自律 』

 

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