「船」というシンボルから見る「人生の舵取り」 ~自律・自立と共依存の違いも含め~ 

(脱するという)その「選択と決断」も自分自身が握っているんだ!

 

気づけば、すぐに、抜け出す事が可能です(笑)
その後に「あの人」が何かを言ってきても、それは「あの人」自身の問題であり、あなたには何の関わりもない事です。
あなたが、あなたという「人生の舵取り」をしているというのは、繰り返しですが、

 

「選択と決断」はあなたが握っている!

 

という事を「思い出す」事です。
そして、誰かや何かのアドバイスが必要と思える時には、

 

色々アドバイスも出来ますが、「選択と決断」はあなた自身のものですよ

 

という誰かや何かであれば、それは、あなたにとって良い方向に向かう可能性が高まりますが、逆に、何か変だなぁ?と感じる際には、誰かや何かの言動の中に、

 

私の言う通りに行っていさえすれば、大丈夫!

 

という、「甘い囁(ささや)き」が含まれていないかどうかを、判断材料にしてみて下さい。
そして、同じ歌詞の中に、「その船は自らを宙船(そらふね)と 忘れているのか その船は舞い上がるその時を 忘れているのか」にあるように、

 

本来のあなた自身を思い出す

 

という点に意識を向けてみて下さい。
ちなみに、中島さんが意図して?かどうかは分かりませんが、歌詞の中の「おまえのオールをまかせるな」という点に関して、

 

OAR(ボートなどの漕ぎ手)  ALL(あなた(の人生)の全て)

 

というように、「オール」という同じ読みの「言葉」が使われておりますが、このような手法はヒプノセラピーにおける暗示の効果を高める手法としてもよく活用されております(笑)

 

また、今回のような「シンボル」というのは、人それぞれにおいて意味合いは違ってきます。
よく、平和の象徴として「鳩(ハト)」などが言われたりしますが、実際には、鳩などの鳥が苦手という方も多いものです(笑)
なので、夢判断などでも「シンボル」は活用されますが、全ての人に等しく当てはまる「同じ意味のシンボル」というのは存在しませんので、あくまで、「シンボル」とは統計的な傾向である事と、夢などでは、他の人の傾向にわざわざ合わせる事をせず、ご自身にとっての「シンボルの意味合い」というのを感じて探していく方がシックリくる事が多いです(笑)

 

そして、「船」というテーマから、少しだけ余談を続けます。
私は「宇宙戦艦ヤマト」も好きで、たまに見返したりしておりますが、このアニメにおいては、少々誤解?を受けている方もいらっしゃるかもしれません。
ヤマトは確かに戦闘も行っておりますが、本来は、放射能で汚染された地球を浄化するために、イスカンダル星に放射能除去装置を貰い受ける為の旅が目的です。
ヤマトの歌(作詞:阿久 悠)は皆さんも一度はお聞きになった事があろうかと思いますが、勇ましい曲調と相まって、歌詞の中に、

 

『 地球を救う 使命を帯びて 戦う男 もえるロマン 』

 

というのがある事で、何か戦争映画に近いものと思われているフシもあるかもしれません。
しかし、実際にこの映画では、イスカンダル星への往復の航路で妨害をしてきたガミラスという相手と戦闘になりますが、主人公の古代 進は次のように語っています。