身体に刻むリラックス・アンカー ~不安や動揺などをやり過ごす~ 

そして、リラックスした状態の時に、

 

あなたにとっての苦手な場面や状況をイメージ

 

します。
最初のうちは苦手な場面や状況をイメージすることにより、多少の不安や動揺を感じるかもしれません。
しかし、実際の場面と違い、あなたはすでにリラックスした状態にいます。
そのリラックスした状態が幾分か減少しているとしても、実際の場面以上にはリラックス出来ているはずです。
そして、

 

このような苦手な場面や状況をイメージしている最中に、再度、アンカーを活用

 

します。
これを繰り返し行っていきます。
これも習慣化する事が大切なので、一度に何度も繰り返す必要もありませんし、日に何度も行う必要もありません。
あなたにとって無理のない、努力をしないで出来る範疇で行ってみて下さい。
これは、

 

潜在意識(無意識)はイメージ・想像と現実を区別出来ない

 

という仕組みを利用しています。
つまり、あなたがイメージしている最中にアンカーを活用することで、その苦手な場面や状況に徐々に慣れていき、過度な不安や動揺などを軽減する効果に結び付いていきます。
そして、ここでも一つの大事なポイントがあります。
それは、

 

その苦手な場面や状況を好きになる必要はない

 

ということです。
つまり、

 

実際の苦手な場面や状況において、多少の不安や動揺を感じても、やり過ごすことが出来れば大丈夫

 

という方向に目を向けてみて下さい。
私達は頭や脳で考える癖がついていますので、こんな簡単な方法で効果があるの?と思いがちですが、やり過ごすことが出来れば大丈夫ですので、興味のある方は試してみて下さい。

また、同様な内容は2015年2月のTOPICS「ルーティーン」でも触れていますので、よろしければそちらも参考にしてみて下さい。

 

ちなみに、ヒプノセラピー(催眠療法)においては恐怖症の克服のセッションも行っておりますが、そこでは今回ご紹介した手法をもっと深く応用した手順で行っておりますが、ここでの手法を取り入れてみるだけでも、ご自身で出来る簡便な手法でもあり効果も見込まれます。

そして、2016年10月のTOPICS「「歯」とヒーリング」においては、私の歯医者さんにおける体験も掲載しておりますが、今回の応用の手法を私自身も取り入れております。
また、それと同じ位、歯医者さんなどで恐怖を感じるような場面では、その旨を歯医者さんに伝えるだけでもかなりの解消になりますので、併せて「本心を伝える」ということも、実際の場面では取り入れてみて下さい。

 

※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。

☆ カウンセリング.COM

☆ 心理カウンセラー.COM

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