平和の祈りと初夢・冬至 ~マザー・テレサの「平和の祈り」からも~

第75回:『 平和の祈りと初夢・冬至 ~マザー・テレサの「平和の祈り」からも~ 』
【 参照キーワード:マザー・テレサ、平和、祈り、冬至、初夢 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

12月に入りましたが、今年も残り1ケ月程となりました。
青森県では初雪の観測が、55年前の11月26日の初雪の記録を更新し、統計開始以来、最も遅い初雪の観測となったそうです。
は、降ったら降ったで面倒と思うこともありますし、降らなきゃ降らないで何か不安に思うこともありますし、人の思いというのは、相反する面、あるいは相矛盾する面があるという、何とも不思議なものだなぁと感じています。

 

ところで、先日フランスでは残忍なテロ行為が行われました。
また世界各国でも相次いで、テロと称される行為が行われております。
犠牲に遭われた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

テロに限らず、人への殺傷、また身体面のみならず、精神面への言葉の暴力なども行ってはならない性質のものです。
テロ行為を未然に防ぐ方策は現実的に必要な面も確かにあります。
そのための方策として、共謀罪の新設、監視カメラの増加、そして盗聴範囲を拡大すべし、との論評も上がってきてますが、ひとまず、冷静になる気持ちも必要であると、私自身は個人的に感じております。
そして、テロの撲滅のために空爆も行われておりますが、その空の下では、テロ実行者と思われる地域に住んでいるだけで、多くの無関係な人々も空爆の巻き添えになっています。
ニュース報道などではわずかしか流されていませんが、この側面にも目を向ける冷静さも必要と感じています。

 

以前のTOPICSでも触れていますが、戦争であれ、些細なイザコザであれ、その要因の一つとして「分離」があるとお伝えしました。
国同士の分離、国と県の対立による分離、世論同士の分離、宗教観での分離、他人と自分との関係での分離、そして、自分と自分自身との分離、と様々な側面があります。

 

「分離」が起こると、その分離面では抵抗・摩擦が起こります
そして、その抵抗・摩擦が大きくなるにつれ煙が上がり、火が起こってしまいます。

 

では、「分離」を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?
一つの見方としては、「~される」よりは「~すること」を、という側面も役に立つと思われます。
「受け身」から「能動」への変化とも言えるかもしれません。
そして、この変化が「誰かや何かに振り回されている人生」から「自分で創造し、自分でコントロールする人生」へと繋がっていきます。

 

そこで、マザー・テレサの「平和の祈り」をご紹介します。
なお、このTOPICSでも再三お伝えしておりますが、私はキリスト教信者でもありませんし、その他の宗教とも無関係です。
私自身は基本的に無宗教ですが、宗教があるから人間が存在しているのではありません。
人間の本質があって、その本質を少しでも理解しやすいように様々な宗教が色々な側面から解説をしているものだと個人的には捉えています。
故に、マザー・テレサに限らず、仏教などでも私達が少しでも生きやすいと思えるような見方を紹介する意味での引用ですので、ご理解下さい。