第606回:『 赤信号みんなで渡れば怖くないの落とし穴 ~烏合の衆に成り下がらない~ 』
【 その他参照ワード:群集(群衆)心理、集合無意識 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
今回のテーマに付した、
《 赤信号みんなで渡れば怖くない 》
との言葉を知っていますか???
この言葉は、1980年の流行語になりましたが、漫才コンビのツービート時代のビートたけし(北野 武)さんのギャグと言われます(笑)
ところで、
みんなで渡れば怖くないとは・・・
裏を返すと・・・
一人で渡るのは怖い・・・
との視点も成り立ちます。
故に、
一念発起して・・・
一人でも怖がらずに・・・
渡れるようになろう!!!
と思う人もいるかもしれません。

このような視点は、
人生に真剣に取り組んでいる時
に生じやすい傾向があります。
そして、言葉を変えれば、
迷いや悩みの渦中の時
に生じやすいという事です。
では、繰り返しですが、
みんなで渡れば怖くない
↓
一人だと怖い
↓
故に、一人でも渡れるようになろう!
との「一連の流れ」には、迷いや悩みの渦中で、
陥りやすい落とし穴が・・・
潜んでいる・・・
という視点を意識して、この先の内容から「探し出して」下さい!

では、番組『 ダークサイドミステリー 』(NHK BS)から、「 消えた80億円! 欲望が呼ぶ犯罪連鎖 ~史上最大の地下トンネル金庫破り~ 」の回を少し眺めます!
【 仰天の金庫破り事件 】
2005年8月8日、ブラジル中央銀行フォルタレザ支店で、
当時の世界最高額を記録した・・・
被害額約80億円の金庫破り事件!!!
が発生しました!
被害に遭った銀行は、近隣州まで含めた商業施設やATMの現金供給拠点でした。
故に、銀行内には膨大な量の現金が保管されていました。
そして、通報を受けたブラジル連邦警察が捜査を開始します。
金庫内の現場検証が始まるや否や、一人がやっと通れる程度の穴が床に見つかりました。
つまり、犯人達が実行した金庫破りの方法が、
地下トンネルを掘り盗む!!!
というものでした!

穴の深さは約3メートルで、トンネル内の幅と高さは約70センチでした。
そして、トンネル内は狭く窮屈でありながらも、落盤防止の為に木材とプラスチックで補強の施工がされていました。
更に、10メートル間隔で電灯も敷設され、窒息を防ぐ為の空気を循環させる扇風機も稼働していました。
はたまた、連絡用の電話まで設置されていました!
そして、連邦警察の警察官がトンネル内を進んで辿り着いたのが、銀行から約80メートル離れた所にある建物内の部屋でした。
このように、不幸中の幸いとも言える、誰一人の怪我人もなく、一滴の血も流れない事件でした。
ただ、あくまで「この時点では」との条件付きです、、、

【 用意周到な入念の準備 】
事件発生の5ケ月前に当たる2005年3月、トンネルが掘られた建物に、
人工芝販売の会社が設立
されました。
しかも、ダミーではなく、会社登記もされた正式な会社でした!
何よりも、トンネルを掘り進める為には、搔き出した大量の土砂を保管する必要性が生じるものの、人工芝販売の会社で土砂が積まれているのは、日常の光景です。
更に、会社のロゴが入った制服や帽子も作り、犯人達は作業着として着用していた事から、誰も怪しむ人はいませんでした。
このように、昼は会社を運営しているように見せかけ、夜にトンネルを掘り進めました。
実際に掘り始めたのは事件の3ケ月前からですが、更なる周囲の疑いの目を回避する為に、人工芝販売の会社では同じく日常の光景である、園芸用スコップを使って掘り進めました(笑)
そして、
作業は毎週月曜から金曜迄で・・・
しかも、土日は休み!!!
というサラリーマン風でした(笑)
そして、掘り進めるのは、夜8時から朝4時迄だったので、
30人以上の犯人達を幾つかのグループに分け・・・
交代制で1日1メートル掘り進める!!!
という丁寧な計画が組まれました!

そして、先ほどのトンネル内の電灯や空調完備は勿論、
脱水症を防ぐ為に・・・
冷えた飲料水の配布!!!
まで行われていました!
まさに、
働き方改革が・・・
しっかりと「実践」されている・・・
ホワイト企業!!!
です(笑)
そして、金庫破りが成功した暁の取り分以外に、トンネルを掘り進める作業に対し、犯人達に1日約46、000円の給料も支払われました。

【 用意周到は人の取り込みも 】
掘り進めて3ケ月、銀行の金庫の床下に辿り着きました。
しかし、金庫内の床は厚さ1.5メートルのコンクリートです。
故に、騒音を抑える為に、特殊コーティングが施された掘削機を使う、念の入れようでした。
作業を進めて9時間後、床に穴が空いて金庫内と繋がりました。
しかし、普段の金庫内は、
山積みの現金(紙幣)は鉄格子で囲まれており・・・
あらゆる場所が防犯カメラで監視されている・・・
という状況です。
ところが、現金を運び出す間、監視カメラはフォークリフトで遮られ、監視カメラをチェックする警備員も不在でした。
つまり、
犯行場面の証拠を一切残さない為に・・・
銀行内部の警備員も取り込む用意周到ぶり・・・
でした。
更に、紙幣交換の為に、古い紙幣が大量に持ち込まれる日時の情報も、事前に入手済みでした。

こうして、8月5日(金曜日)の午後7時に金庫破りが決行されました!
なぜなら、この決行時点では、
既に銀行は週末休みに入っているが故に・・・
8日(月曜日)の朝になるまで事件は発覚しない・・・
からです。