第165回:『 真に「怖い」ものとは・・・ ~板門店ツアー体験と六次の隔たりからも~ 』
【 その他参照ワード:軍事境界線、映画JSA、Jアラート 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
先日には、北朝鮮からミサイルが発射されました!
驚きや「怖さ」を感じたなど、様々な反応があった事でしょう。
私も対象地域に住んでいるので、Jアラートの警告音で叩き起こされました(笑)
「10分」ほどで飛来する中、アラートの時点で既に「7~8分」経過していたので、特段何もせずにTVを観ました(笑)
他の多くの地域でも同じでしょうが、「地下への避難」と言われても、私の住んでいる町には地下施設など、ほぼ皆無です!
「唯一」思い当たると言えば・・・病院の霊安室ぐらい???という、冗談にもシャレにもなりません(笑)
そして、今回のテーマの根本には、TOPICSで繰り返し伝えている、
物事や出来事は大なり小なり、それぞれを「反映」している!!!
という視点が「土台」になっています!
故に、
「一見すると」自分には無関係で、どうする事も出来ないと感じても・・・
「何か」は自分の日常に当てはまる部分があり・・・
だからこそ、自分にも「出来る」事がある!!!
という視点を考えて下さい!
【 板門店ツアーの体験から 】
かなり前ですが、韓国に旅行に行った際に、「板門店」ツアーに参加しました!
板門店とは、韓国と北朝鮮の「軍事境界線」の真ん中にある施設で、映画『 JSA 』の舞台となった場所です。
とても緊張に満ちた場所ながら、その施設と部屋の中は、映画のセットよりも華奢(きゃしゃ)で狭く、正直驚きました!!!
「当時は」今ほどの緊張状態ではないものの、韓国籍の人はツアーに参加出来ません。
そして、出発前には「どのような事態が起きても、全ては自己責任を了承する」誓約書へのサインが要求されます。
実際に、「小競り合い」は「当時でも」頻繁に起こっていました。
また、脱北者がガイドをしてくれ、移動するバスの中でも、機関銃を携えた兵士が数人常駐します。
そして、昼食込みのツアーですが、昼食後に板門店に向かうので、昼食時のアルコールも禁止です!
【 現実を実感 】
板門店に到着し、いよいよ軍事境界線の真ん中の施設を見学する直前には、
向こう側(北朝鮮側)のドアを開けて、北朝鮮に足を踏み入れた場合には・・・
どのような事態になろうとも責任は持たず、容赦しない!!!
と伝えられます!!!
そして、いざ施設の中に入り見学していた所、一人の観光客が、向こう側(北朝鮮側)のドアに近づいていきました、、、
すると、ツアー参加者の誰もが「蝋人形!?」と思っていた屈強な男性が急に振り向き、ガッシリと観光客を制止しました!!!
なるほど、、、観光ツアーと言えども、「面白半分」で足を踏み入れる事は出来ない場所だ、、、と、「怖さ」を感じました、、、
【 同じ人間なのに 】
施設の外にある展望台から見渡すと、すぐ目の前に北朝鮮の施設があります!
本当に、目と鼻の先の、すぐ目の前です(笑)
そして、ニュースでよく目にする、軍服を着た北朝鮮の人も周りにいます。
「当時は」手を振ると、振り返してくれる人もいたり、談笑しながら笑顔でタバコを吸っている人もいました(笑)
そして、私が感じたのは、
軍事境界線であろうと、そこに存在しているのは・・・
得たいの知れない生物でもなく、同じ人間である・・・
というものです、、、
ミサイルが発射された先日は、この時の体験を「想い出し」つつ、様々な「想い」を巡らせていました、、、
そして、行き着いたのが今回のテーマの《 真に「怖い」ものとは・・・ 》です!!!
ちなみに、私もミサイルは怖いし、他にも怖いものは沢山あります(笑)