真に「怖い」ものとは・・・ ~板門店ツアー体験と六次の隔たりからも~ 

恐怖・怖れ・・・で、間違いない

 

です。
ちなみに、私は普段は断言するような事はほとんどありません(笑)
そして、皆さんも次のような言葉を聞いた事はありませんでしょうか?

 

自分のした事は、必ず自分に反ってくる

 

と。
これは、自業自得因果応報蒔いた種は刈り取る、などとも表現されますし、戒め的には罰(バチ)が当たる、あるいは、少し「怖れ」を伴うような表現としては業(カルマ)などと言われたりもします。
ただ、このような言葉や表現には、どうしても何か宗教の教義のようなイメージも伴い、あまり近づきたくないという思いもあるかと思われます(笑)

ただ、このような現象は、

 

単なる自然法則

 

と、捉える事も出来ます。
自然法則とは、私達が息を吸えば吐き出す、磁石のN極とS極は引き寄せ合う、という事と同じ現象です。
そして、自分に反ってくる時に、そこには、

 

何の感情や思いも伴わず、言い訳も弁解も入る余地もなく、単に戻ってくるだけ・・・

 

とも言えます。
おそらく、この辺りの要素がある事で、このような現象には「怖さ」のイメージも伴っているのかもしれません。
しかし、このような現象の表現を変えると、小さなお子さんに教えるように、

 

自分がされて嫌な事は、他の人にもしてはいけないよ

 

という教えと全く同じ事を意味しています。
そして、

 

誰かに優しくすれば、他の誰かから優しくされるよ

 

も同じ意味です。
情けは人の為ならず、も同じです。
そして、「単に戻ってくるだけ」とお話しましたが、何か不都合な事を行って反省などをした時などは、

 

既にその時点から、その後の行動が変わっていく

 

という事から、言わば、反ってくる現象に多少の和らぎを感じるというケースも勿論あります。
そして、私が真に「怖い」と感じるもの、それは、

 

自分のした事が自分に反ってくる・・・という事を知らずに気づかずにいる事・・・

 

と感じています。
勿論、これが正解であるのか正しい事なのかは証明も出来ませんし、皆さんそれぞれの判断に委ねられるものでもあります。
ただ、「自分のした事が自分に反ってくる」という事の意味を、真に理解した時には、

 

現在行われている事の多くに変化が及ぼされるのでは・・・

 

という思いも強く感じます。
そして、このような事を腑に落ちるまでに理解が及ぶと、

 

イジメなどもなくなり、
そもそも、
自分に反ってくるのであれば、イジメなどをすること自体に「怖さ」を感じるのでは・・・

 

とも感じています。
そして、今回のミサイルの発射などにしても、「怒り」を感じている人も多々いらっしゃる事と思います。
特に漁業や航空関係のお仕事をされている方などは、仕事場を危険な状況にされてしまうという事もあり、お気持ちも理解出来ます。
ただ、

 

怒りの思いを持って、物事を反すと、その結果は如何なる事態をもたらしてしまうのか・・・

 

という点は、冷静さを持って、重々考える必要性があるかと思います。
そして、あくまで私個人の意見ですが、

 

どのような状況であろうとも、対話を続けていかなければならない

 

という事がとても大切であると感じます。
ニュースなどでは、このような対話を続けるというのは、理想論に過ぎず何の解決にもならない、その時期は既に終わっている、現実が見えていない、などのコメントをしている方も多々いらっしゃいます。
様々な意見や考えがあって当然ですし、私もそのような方々の意見や考えも尊重はします。
理想論を声高に大空に叫んでみてもミサイルを打ち落とせる訳ではない、という事は私もよく理解しています。
私もそこまで夢想家?ではありません(笑)

ただ、理想でも目標でもゴールでも、表現は何でも構いませんが、