真に「怖い」ものとは・・・ ~板門店ツアー体験と六次の隔たりからも~ 

理想などを手放してしまうと、道に迷い混乱に陥る・・・

 

という側面があるのも真実です。
そして、ここで皆さんもご自身の事を振り返り、身に覚えがないかどうか「想い出して」みて下さい。
この世では、死に別れや、喧嘩や誤解による疎遠、あるいは、若気の至りなどで行動してしまったけれど謝罪も既に出来ない、など様々なケースがあります。
そして、このような別れや疎遠というケースにおいて、

 

あの時(当時)、もう少しちゃんと話をしておけば良かった・・・

 

との「想い出」などはありませんでしょうか?
私にはあります(笑)
これは、国と国という大きな側面であろうと、私達の日常における側面であろうと、全く同じ事です。

そして、どのようなものにせよ、相手への強烈な思いや感情を抱えたままで、対話を遮ってしまうと、

 

そのままの「残像」が残り続け、さらに、行き過ぎた「現像」を現す事になり
そして、
それを(無意識で)繰り返す事で、(潜在意識には)現実として捉えられてしまう・・・

 

という道程を歩み続けます。
そして、相手への強烈な思いや感情が歪んだ「現像」になって現れたものは、

 

最終的には自分に戻ってくる

 

という結果に繋がっていきます。
これがよく言われる・・・後悔・・・というものかもしれません・・・

 

そして、何故、対話が大切かということを参考までに見てみます。
ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんし、あくまで仮説ですが「六次の隔(へだ)たり」というものがあります。
これは、

 

あなたに六人の知り合いがいれば、あなたは世界中の人々と間接的に繋がる事が出来る・繋がっている

 

という説です。
つまり、あなたが六人の知り合いにあなたの思いや考えを伝えると、間接的に世界中の人々があなたの思いや考えを知り得る状況になる・・・というものです。
そして、逆に、

 

あなたが誰かとの対話を遮断してしまうと、あなたの思いや考えを伝える術を、それだけ減らしてしまっている

 

という事も意味しています。
対話というのも、今までのTOPICSでも繰り返しお伝えしてきました、コミュニケーションと同じ事ですので、今のような世界情勢の折だからこそ、今一度、よろしければ考えてみて下さい。

 

そして、私自身が感じている、今の隣国との関係性を変化させる事が出来る、一つの解決策・方法というのが思い浮かんでいます(なお、一つというのは、策・方法が一つだけしかない、という意味ではありません)。
ただ、それには様々な思いや考えを整理・統合する必要性があるのと、その策・方法を口にすると、「今」という現状では誤解を生じる可能性もあるかもしれません。
しかし、その策・方法とは「手段」ともなり得るもので、実現出来た時の「風景」と呼べるようなものでもあります。
よろしければ、これも併せて考えてみて下さい(笑)
そして、今回は「思い出」「思い出して」ではなく「想い出」「想い出して」という言葉を活用している点も、よろしければ深読みしてみて下さい(笑)

 

そして、ここから先は余談ですが、今回のケースにおいては防災無線が機能しなかった自治体が多数あったとの事でした。