第343回:『 「医は仁術(仁道)」から考える「自己矛盾」 ~プラシーボ(偽薬)効果や未治療死などからも~ 』
【 その他参照ワード:阪神・淡路大震災、東日本大震災、DMAT、AMAT、災害弱者、災害関連死 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
新型コロナウイルスの発現以来、約1年が経過します、、、
故に、昨年のTOPICSでは、コロナ関連のテーマも数多く取り上げましたが、
コロナ関連のテーマに「覆い隠され」・・・
数多くの時流に乗った出来事から「学び得る機会」が・・・
「水泡」に帰していなかっただろうか???
など、私も自戒と反省を繰り返しています!

ところで、カウンセリング・ヒプノセラピー(催眠療法)・レイキヒーリングでは、主に「人間」や「人体」が範疇に含まれる事から、
幅広い意味での医療と「切っては切れない」側面もあり・・・
切っては切れない「証」が・・・
「繋がって」「重なって」いるから・・・
という視点を踏まえ、「余談」を交えながらこの先を進めます!
【 余談:東京オリンピックの女性蔑視(差別)発言から 】
東京オリンピックに関連し、女性蔑視(差別)発言がありました。
このような発言は、重大な問題である事は論を待ちませんが、前回のTOPICS『 魂の視点は縦横無尽!? 親子や世代や職場などのケースでは~ 』で、その「本質」部分に触れました。
ただ、補足として一つだけ付け加えます、、、
女性蔑視(差別)発言をした当人(元総理大臣)は、
謝罪!?弁解!?会見で・・・
自虐の意味で《 自分は老害 》・・・
と表現(発言)しました。

しかし、差別心の問題は、そのような「思い(本音)」を抱く「個(人)」に属する事柄です。
故に、年齢や国や人種などの属性にまつわる性質ではなく、《 老害 》との発言は、
同じ高齢者へ向けた・・・
別の蔑視(差別)的な要素を含んでいる・・・
という事です。
つまり、裏を返すと、
高齢者の全てが老害と言っているに等しい
という事です。
《 子ども叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの 》との言葉もあります。
しかし、今回の《 老害 》の発言に関し、
世間で(ほとんど)クローズアップされないのは・・・
「今、これから」の社会的風潮(新たな蔑視(差別)の蔓延)と・・・
「繋がって」「重なって」いる現れ・・・
のように、個人的には感じます、、、

ただ、それと同時に、このような出来事に関しても、「(過度な)感情ではなく、理性の活用を」という視点を忘れてはいけません!
では、最初の余談を終了し、本題に入りますが、
「他人事」ではなく・・・
「自分事」であれば・・・
どうするだろう???
のように、「想像力」を活用して眺めて下さい!
【 コロナ禍で我を忘れた病院と弁護士 】
東京の有名医科系大学病院で、職員(医療従事者も含め)に向けて発出された通知がありました。
そして、発出された通知(文章)そのものではなく、私が捉えた解釈という前提ですが、その通知の趣旨にあるのが、
病院の規則(自粛など)に反してコロナに感染した人は・・・
職務を休んだ間は無給とする・・・
なぜなら、職員は健康(な状態で働く)であるのが当然であって・・・
それが出来ないとは、債務不履行に該当する(故に、無給が当然)・・・
というものです、、、
しかも、病院側の顧問弁護士の口添えも含めた通知でした、、、

病院の実情(経営面)は分からないものの、もし私が職員だとしたら、
はぁ~???
何を言ってるの!?
コロナ禍で懸命に対応している時に・・・
やる気を無くさせたり・・・
足を引っ張るような事、しないでよ!!!!
と思います!
おそらく、
こんな病院、こっちから辞めてやる!!!
との「思い(本音)」を抱いた職員もいるでしょう、、、