第551回:『 「なせば成る」実践の大切さと必要性を取り戻す ~上杉鷹山に学ぶ令和と江戸の共通点~ 』
【 その他参照ワード:天明・天保の飢饉、食糧危機、少子化対策、人口減少 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
TOPICSでは、
時代とは、自然と「やって来る」ものではなく・・・
今ここから、自らで「創り上げる」もの!!!
と伝えています!
そして、
時代は廻る
というのも事実であり真実です。
なぜなら、
私達人間が、何度も「同じ事」を繰り返し続けているから・・・
です、、、
一方で、「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」との言葉もありますが、
愚者の経験とは・・・
歴史から学ばないという「不作為」に現れる・・・
という事です、、、
では、番組『 歴史探偵 』(NHK)から「 上杉鷹山 なせばなる 」の回を少し眺めつつ、様々な視点を当てはめます!
【 令和(今)と似ている江戸時代 】
今から約250年前の江戸時代中期は、経済の停滞や飢饉が「重なり」、特に東日本で人口が顕著に減少しました。
現在の山形県に当たる米沢藩では、60年間で人口が20%以上減少しました。
それに伴い、年貢収入も同時に減少し続け、藩の財政も極度に悪化しました。
当時は「個人」で年貢を納めるのではなく、「村単位」で納めていました。
故に、村の人口が減少すると、必然的に一人当たりの年貢負担が増えます。
このような状況から、米沢藩では幕府に領地を返上する検討まで行われました。
しかし、幕末には人口が「V字回復」を遂げ、諸々の課題が解決します!!!
ところで、現在の日本では法人税などは別ですが、所得税などは個人で納めます。
しかし、江戸時代の村単位の年貢の納め方では、
全ては「他人事」ではなく「自分事」
というのを「肌感覚」で感じていた事でしょう。
そして、現在の税金や年金や医療費制度でも、納め方の多くは個人でありながらも、その「目的や使途」は、
自分事を「含めた」他人事
という「支え合い」の仕組みです。
しかし、現状はどうでしょうか、、、
国は過去最高の税収を遂げておきながら、一部の会社や人々を除いて、一向に生活も経済も良くならないどころか、ドンドン落ち込んでいます。
では、その「原因と対策」を「歴史」に学びます!!!