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「シン・ゴジラ」というシンボル・象徴

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

梅雨明け後、一気に夏らしい装いになっていますが、熱中症や体調管理にご留意下さい。

 

ところで、先日、映画「シン・ゴジラ」を観てきました。
私は今まであまりゴジラ作品を観たことはありませんでしたが、今回は何となく観てみようと思い立ち足を運びました。
初期のゴジラ作品は、核や放射能に対する警告などがメッセ-ジとなっているとも言われています。

 

今回の作品も全体を通して様々なメッセ-ジが伝えられているように感じます。
ゴジラの出現という未曾有の事態に対し、主に政府や官僚、日米同盟、国連安保理の対応などが混迷を来していくという視点から描かれています。
とてもテンポの良い映画ですが、内容としては中高生以上の大人向けの作品でもあるように思います。
もちろん、小さいお子さんが観ても、その中から何かを汲み取ることは出来るかと思います。
また、ゴジラが起こす行動に際しての都市の状況などは、意図してのことと思われますが、どこか震災などの状況と重なる所もあり、映像的には衝撃を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そして、この映画の中で描かれているゴジラという存在は、

 

シンボル・象徴

 

です。
シンボル・象徴というのは、それに触れる人々の数と同じほど、印象や感想、そして、伴うイメ-ジというのは様々であり違いも生じてきます。
日本では馴染みのある仏像も同様ですし、企業のロゴマ-クなども該当します。
つまり、シンボル・象徴には、

 

それぞれの思いが込められている

 

とも言えます。
そして、シンボル・象徴という存在が産み出されるのは、

 

発想が元となって存在が産み出される

 

とも言われていますが、科学の分野のある一説では、

 

存在が元となって発想が産み出される

 

との真逆の見解もあります。
言わば、卵が先か?鶏が先か?のお話と似ています。
ともすると、この映画におけるゴジラという存在は、

 

発想を元に、ある思いが込められたシンボル・象徴として産み出された存在

 

とも言えますし、

 

(実存する)存在を元に、ある思いが込められたシンボル・象徴として産み出された発想

 

とも言えます。
希望?を込めてでもありますが、実際にゴジラという存在はこの地球上には実存していないでしょうし、姿を現すこともないかと思います。
しかし、

 

発想が存在を産み出す

 

と同時に、ゴジラという存在が産み出された、

 

発想の元になっている何かしらの存在がある

 

ということも否定出来ないのかもしれません。
そして、ここでの何かしらの存在の意味とは、実存する生物や物質という意味ではなく、

 

思いや感情というのも存在である

 

という側面を持っているかもしれません。
同じようなシンボル・象徴としてはウルトラマンも当てはまります。
私も小さい頃は好きでよく観ていましたし、今でもたまに観返したりもしています。

 

ウルトラマンは光の国からの正義の使者として描かれています。
私も小さい頃は正義のヒ-ロ-として憧れを持って観ていました。
しかし、大人になってから観返してみると、そこには様々なメッセ-ジが込められていることにも気づいていきました。
それは、

 

怪獣の全てが悪なのか? 怪獣は人間が産み出した側面はないのか?・・・・・

 

など様々です。
そして、正義の使者たるウルトラマン自身も、

 

自分が行っている怪獣退治は本当に善なのか? 自分が行っていることは本当の意味で地球のためになっているのか?・・・・・

 

などなど、様々な悩みの中で葛藤していく姿も描かれています。
このようなテ-マが特に初期の作品の中では多く描かれていますし、50代、40代の大人が今だに観返すほど人気がある理由なのかもしれません。

そして、このようなシンボル・象徴から紡ぎ出されるメッセ-ジの本質の一つには、

 

明確な答えというものは存在しない

 

という側面があり、明確な答えが無いからこそ、

 

それぞれの人が自分自身の事として考えることに意義がある

 

という問題提起の側面も担っています。
シンボル・象徴というのは身近にも数多く存在します。
それは漫画のキャラクタ-でもあったり、ある意味ゆるキャラも当てはまるかもしれません。
そして、自分自身が好きなシンボル・象徴という存在には、

 

あなた自身が反映されている

 

という鏡の役割を果たしています。
もし、あなたが何かの課題に直面した時など、あなたが好きなシンボル・象徴の存在になったつもりで考えてみると、その次の一手というものが見えてくるかもしれません。

 

夏休みやお盆休みの季節になりますが、お子さんのいるご家庭では一緒に映画やDVDなどを観てみるのも良いでしょうし、お一人で過ごす方なども、小説や漫画でも同じことですので、ほんのちょっとした時間をご自身の反映たるシンボル・象徴などに思いを馳せてみては如何でしょうか、、、、、

 

ちなみに、今回のシン・ゴジラの中では、人類に攻撃を受けたゴジラが身を守る?ために反撃をしますが、その際、ほんの数秒間ゴジラの顔がアップになりました。
その反撃をしている「ゴジラの目」は何とも物悲しげなように「私の目」には映りました。

そして、ネタバレになるとダメですので書きませんが、私が今回の映画から感じたメッセ-ジの一つには、

 

今の日本は「熱」と「冷」のバランスの調和が本当に取れているのか?

 

と、問いかけられている印象を受けました。
この「熱」と「冷」とは様々に受け取れる内容ですが、もし、これから観る方がいらっしゃれば、この点も意識して観てみると何かしらの発見もあるかもしれません。

2016年8月4日 03:08

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