【 隠蔽と箝口令の大本営発表 】
開戦当初、陸海軍は進撃を続け、
その一報を伝えるマスメディアと共に・・・
国民も狂騒の渦に飲まれる・・・
という状況でした。
しかし、陸海軍が目指す地点は、双方共に違いました。

陸軍はアメリカ戦の開始後も、中国大陸に戦略の重点を置きました。
なぜなら、東南アジアを侵略し、各地の資源を確保する事で、
日中戦争を更に長期化させる
というのが、陸軍の思惑だったからです。
更に、海軍と対峙するアメリカも疲労が蓄積されるが故に、アメリカから和睦を求めて来るだろうと、陸軍は楽観視していました。
しかし、海軍はアメリカの反撃を警戒し、更なる準備を進めていました。
つまり、
海軍は短期の決着を見据えていた
という、陸軍とは真逆の計画を立てていました。
故に、1942年(昭和17年)6月、海軍はミッドウェー島のアメリカ軍基地を急襲しました。
そして、海軍はアメリカ軍を一気に殲滅させる狙いを企てたものの、
アメリカ軍は海軍の暗号解読に成功済みで・・・
海軍が逆に殲滅させられた・・・
という、ここでも真逆の形勢になりました。

しかし、
大本営発表では・・・
国民には敗北が隠蔽された事に加え・・・
海軍は作戦の関係者に箝口令を敷いた・・・
という、最たる愚策が弄されました。
一方、陸軍では上層部のみに海軍の敗北が伝えられたものの、
兵士の士気が低下する事を幹部達が恐れ・・・
陸軍の前線にも同じく隠蔽された・・・
という、負のスパイラルに陥り始めました。
こうして、
陸海軍双方の組織の亀裂が増大するに比例し・・・
更なる犠牲者を生み出し始める・・・
という、一寸先は闇の道に足を踏み入れ始めました、、、

では、前編における番組の紹介は、ここで終了です!
そして、締め括りとして、シンプルにコメントします!
【 キーワードは「地続き」 】
陸海軍双方に関し、
本音は別にしても・・・
組織という対外上では・・・
「横」の関係を保つ・・・
という建前が取られました。
しかし、
組織の内部では・・・
上意下達を実現する・・・
「縦」の人間関係が多くを占める・・・
というのが実態でした。
そこで、
当時と現在の組織と人間関係を・・・
「重ね合わせる」と・・・
果たして、如何でしょうか???

そして、次回の後編でキーワードになるのが、以下の流れと視点です、、、
戦争は愚かな行為の最たるものでありながら・・・
戦争の心は・・・
地続きで歩み継がれており・・・
現在の人間関係にも・・・
影響を及ぼしている・・・
では、次回の後編では、戦争の心が現在に及ぼしている影響も含め、「横」の人間関係もメタファー(物語や比喩・暗喩)を活用して眺めます!
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