【 コスト削減が真の動機 】
オランダやベルギーなど、安楽死が合法化されている国の制度や課題を検証している、トロント大学法学部の教授トルドー・レメンズは話します、、、
トルドー:
『 (安楽死は)自分で生と死を選択出来る、理想的な方法として政府が打ち出していて、それは財政的にも影響があります。 安楽死の合法化を支持した人達が、コスト削減を目的にしていたとは思いません。 しかし、既に(カナダの)連邦会議の報告書で、どれだけ費用が削減出来るかが示されています。 』

そして、2020年、安楽死の対象者を拡大するか否かの議論をしていた連邦議会予算局が、国家財政への影響を評価した資料《 安楽死のコスト分析 》を作成しました。
その資料には、安楽死の対象者を拡大しても、「医療費」の削減効果は僅かであるとしつつも、
年間160億円の削減が可能
と記載されていました。
同じく、トルドーは話します、、、
トルドー:
『 安楽死は、安上がりな選択肢になります。 一度合法になれば、医療や社会福祉への投資を主張するのは困難になります。 とても費用が掛かるからです。 多くの納税者は、それに反対するでしょう、、、 』

そして、冒頭では『 安楽死の対象者を拡大する事を含め、安楽死の支援団体には多額の寄付金が集まっている。 』と紹介しました。
そして、先ほどのダニエルの『 人々が安楽死を選ぶのは、必要な支援が提供されていないからではないでしょうか、、、 』との言葉を、安楽死の支援団体のCEOヘレン・ロングに問い掛けました。
すると、ヘレンは様々な支援やサービスの提供が必要と話しつつも、以下の言葉を発しました、、、
ヘレン:
『 それ(ダニエルの言葉)を裏付けるような事実を、見た事はありません。 』

では、番組は終了し、締め括ります!
【 目を見開いて定める 】
安楽死の「課題や問題」を考える際には、
優生学・優生保護思想との関係を・・・
絶対に切り離してはいけない!!!
との視点が欠かせません!
なぜなら、
誹謗中傷も・・・
妬(ねた)み嫉(そね)みも・・・
果ては戦争も・・・
全ての源は同じ優生学・優生保護思想!!!
だからです!

そして、安楽死に関しても、
以前であれば、自分は生きる価値があるか否かとの・・・
「自己の内面(主観)」の比重が大きかったものの・・・
現在では、この人は生かす価値があるか否かとの・・・
「他者の評価・判断(客観)」の比重が多くを占める・・・
との方向に「偏り」を見せ始めつつあります、、、
そして、安楽死は重い病気のケースが多いが故に、
他人事に捉えやすい
という面があります。
ただ、病気に限らず視点を変えると、
子ども叱るな来た道だから・・・
年寄り笑うな行く道だから・・・
この言葉一つが理解出来れば・・・
人生を自分事として捉えやすくなる!!!
というのが事実であり真実です!

そして、安楽死に限らず、
一見すると、複数の選択肢を用意されているように思え・・・
その中から、自由に選ばせられている感じを受けるかもしれないが・・・
それは錯覚に過ぎず・・・
その実は、一択しかない方向に誘導されている・・・
この微妙な違いに気づけるか???
との視点を活用出来るか否かが、鍵を握ります!
そして、その際には、
何かが「隠れ蓑」にされていないか???
との視点を、「目を見開いて定める」意識を保って下さい!
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