【 グループソウル(類魂)の視点 】
イカの脳をCTで調べた所、イカによって「視覚」情報を処理する右の視葉(右脳)と、左の視葉(左脳)の大きさが違う事が分かりました。
この事から、イカには「利き目」がある事が、実験でも実証されました。
そして、先ほどのように、
イカは群れという「社会性」で行動する
という、「生まれながらの」習性が備わっています。
そして、エサを探したり、敵から身を守る為に、
群れの中では、利き目を「活かしたポジション」が与えられている
という事も分かりました。
つまり、
群れ全体が「一つの目」として機能しているが故に・・・
「幅広い視野」を獲得している!!!
という事です!

ところで、
仕事では「適材適所」が大切と言われるが・・・
私達人間は、それを「立場や肩書き」と勘違いしている・・・
のが事実であり真実です。
そして、適材適所の真の意味は、
それぞれの目を「統合」させる為
です。
故に、統合を実現する為には、
一度「分離」を経る
という事が行われます。

そして、魂の視点の一つに「グループソウル(類魂)」があります。
これは、
私達人間の「魂」は・・・
皆が「同じ源」に行き着く・・・
という視点です。
表現を変えると、私達人間の魂は、
皆が同じ源から「生まれて」いる・・・
という事です。
これは、次の「ホヤ」とも関係します(笑)

そして、減少する魚が多い中、世界の多くの海で、イカの個体数は「増え続けて」います。
一方、日本近海のスルメイカは「激減」しています。
つまり、
「種」によって現状が違う
という事です。
しかし、
私達人間は、何の根拠も意味も無い「人種」で争っている・・・
という現状(惨状)です。
これは、「宗教」も同じです。

そして、「殻を破る」の意味は、
従来の考えや習慣や方法や世界などを「壊して」・・・
「新しい」ものに変える・・・
です。
先ほどは、『 私達人間は「新たな」何かを身に付ける事を、「進化(成長)」と思い込み過ぎている 』とコメントしました。
一方で、「温故知新」も大切で必要です。
そして、軟体動物であるイカの最大の「魅力」が、
しなやかさ!!!
です!

では、二つ目は「 常識を越える驚異の生き物! ホヤが解き明かすヒトの謎 」の回からです!
【 人間とホヤはお隣同士 】
日本では、食用としてのマボヤが有名ですが、ホヤは世界の海に3、000種以上生息し、プランクトンなどを食べています。
そして、研究で主に使われるのが、カタユウレイボヤです。
実は、マウスやニワトリなどの「モデル生物」と同様に、ホヤは「ヒト」の理解や病気などの基礎研究を支え続けて来ました。
なぜなら、
ホヤは極めて「シンプル」な構造でありながらも・・・
ヒト(人体)に「とても近い」!!!
からです!

更に、ホヤは脊椎動物に「最も近縁」な生き物です。
なぜなら、
生命の進化の過程を表す「系統樹」では・・・
約5億年以上前に、ヒト(脊椎動物)が属するグループと、ホヤが属するグループが「枝分かれ」した・・・
と考えられているからです。
故に、先ほどのイカよりも、ホヤの方がヒトと「断然に近い」です(笑)