大きな嘘で小さな嘘は隠せない ~拡大する「嘘から出た実(まこと)」~

【 「嘘から出た実(まこと)」との関係 】

「嘘から出た実(まこと)」という言葉があります。

これは、

 

嘘のつもりが、結果的に、はからずも真実となる

 

という意味です。

羊飼いの少年の嘘が「小さい」という訳ではありませんが、結果的にはオオカミが本当に現れました。

つまり、

 

小さな嘘が「現実化」した

 

という事です。

 

 

そして、

 

言葉には力(実体)がある

 

と、TOPICSでは幾度も伝えています。

ここに魂の視点を当てはめると、

 

言霊(ことたま)

 

になります!

 

そして、羊飼いの少年が「大きな声で叫んだ」ように、

 

更に、音霊(おとたま)が加わると、現実化は加速する

 

という事です!

 

 

勿論、オオカミ少年は「戒め」の物語なので、羊飼いの少年が「大きな声で叫んだ」にも関わらず、助けは現実化しませんでした(笑)

 

では、次は番組『 ダークサイドミステリー 』(NHK BS)から、「 19才の独裁者 極限戦場の虐殺 ~なぜ誰も止められなかったのか?~ 」の回を少し眺めつつ、シンプルな視点を当てはめます!

 

【 恐るべき19才の誕生のキッカケ 】

ヴィリー・ヘロルトは19才で、ドイツ軍の上等兵です。

ただ、上等兵とは言っても、「階級」は一番下っ端です!

そして、ヘロルトは僅か1ケ月足らずの間に、

 

味方のドイツ兵150人以上を虐殺

 

しました、、、

 

 

時は第二次世界大戦末期、ドイツは敗北寸前の状態でした。

ヘロルトの部隊も壊滅し、一人で逃げていました。

その道中で1台の放置車両を見つけると、中には空軍「大尉」の制服があり、ヘロルトは着用します。

大尉は、軍で「上から4番目の階級」でした。

 

この頃、部隊とはぐれた兵は味方から殺される怖れのある、「脱走兵問題」が急増していました。

故に、ヘロルトは一番階級が低い上等兵よりも、大尉の方が脱走兵と見做されないと考えました。

 

ところで、TOPICSでは魂の視点と称し、

 

肉体の年齢と魂の年齢は違う

 

と伝えています。

 

 

ヘロルトの肉体の年齢は若干19才ですが、入手した制服に付随する「肩書き」と共に、年齢にそぐわない「ギャップ」すらヘロルトは利用していきます、、、