性や性欲から学び取る思考の視野狭窄に陥らない ~ポルノ依存からも~

【 農耕が性の解放に役立った!? 】

一つの石像が約1万年前の遺跡から出土しました。

その石像は手足を互いに絡ませ体が密着しているように見え、これはセックスを表現していると考えられています。

 

そして、『 アインサクリの恋人たち 』と名付けられました。

そして、石像の形は「ハート」に似ています(笑)

 

 

この石像が作られた頃に人類は「農耕」を発見しました!

それにより豊富な食料を得る事が可能になり、人類は初めて「自由な時間」を手にしたと言われます。

 

ところで、今回のテーマと直接の関係はありませんが、日本では2018年に減反政策が廃止されたとは言え、その後も米の生産量は「右肩下がり」です。

パン(小麦)を主食とする欧米等からの輸入圧力や、農家の後継者問題なども関係しているでしょう。

 

しかし、現状は米の価格がドンドン高騰しています!

そして、仕事の働きづくめで自由な時間はドンドン減少し、一方で自由な時間を手にすると「持て余す」傾向も高いです。

 

また、少子化と言いながらも学校の先生達は「過重労働」で苦しんでいます。

米と少子化に関連性は無いとは言え、どちらも「矛盾」が共通点です、、、

 

 

【 セルフプレジャー(自慰行為)という性の快楽の追加 】

イギリスにある古代ローマのヴインドランダ遺跡から「ファラス」と呼ばれる男性器を模した木製品が見つかりました。

これは2023年の最新調査で女性用のセルフプレジャー(自慰行為)の道具として使われていたと考えられています。

人類が自由な時間を手に入れ、性は生殖目的のみならず、「快楽」が追加された証と考えられています!

 

ところで、自慰行為とは後ろめたい行為でも何でも無く、自由に楽しんで良いのが本来の役割です。

そして、男女という「体の機能の違い」があるとは言え、これも男女もLGBTQも同様です。

そして、

 

自らを慰める事と自己憐憫は全く違う!!!

 

という点は押さえておくべき大切なポイントです!

昔は女性は「慰み者」などと揶揄どころか、人権侵害という面が多々ありましたが、これも現在でも未だに女性(時に男性も含め)の「性被害」が後を絶ちません、、、

 

 

【 性の(過剰な)規制も危険を伴う 】

火山の噴火で消失したイタリアにある古代ローマのポンペイ遺跡では売春宿も見つかり、約40箇所あったと考えられています。

しかし、性の快楽が進んだ事で婚姻外のセックスが多発し、若者の結婚離れも進み、人口減少や財産相続の争いも増加しました。

 

すると、皇帝アウグストゥスは「国家として性の規制」に乗り出しました!

婚姻法を定め「独身者は財産を相続する資格を剥奪し、配偶者以外と関係を持つと処罰する」などの内容です。

 

更に「宗教も利用」して国民の締め付けを強化し、「社会(権力)を維持する為だけ」の子孫繁栄のみに「国民の目を逸らさせ」ました。

これらは世界各地の様々な時代で「踏襲」され、女性の抑圧や同性愛者の弾圧に繋がっていきました、、、

 

 

ところで、TOPICSでは「暗示」の性質や特徴も色々と伝えています!

そして、「(一部の)常識」も暗示の役割を果たしています。

しかし、その中には、

 

一部の人にとって都合の良いものを、(一部の)常識と称しているものも多々ある

 

のが事実です!

いわゆる「間違った暗示(一部の常識)」という意味ですが、これは「現代も続いている」のが真実です。

そして、一部の人とは「権力者(権力側)」という面が如実に炙り出されているのが「今」です!!!

 

ここ迄は性や性欲に関する歴史や変遷を見て来ました!

ここから「現代」に焦点を移します!!!

 

 

そこで、まず最初に、

 

性のバーチャル化が加速し続けている!!!

 

という現象が起きています!