声なき声ともコミュニケーションは取れる ~ネアンデルタール人という誤解から~

【 ホモ・サピエンスが絶滅させたのではなかった 】

5万4千年前のホモ・サピエンスの乳歯がフランス(ヨーロッパ)で発見されました。

これはネアンデルタール人が消失する1万4千年前の事であり、ホモ・サピエンスは突如としてヨーロッパに押し寄せたのではなく、長い年月を掛けて定住していったと考えられる理由となりました。

 

ここから、ホモ・サピエンスがネアンデルタール人を「力で滅ぼした」訳ではないという事に結び付きます。

また、ホモ・サピエンスが伝染病を持ち込んだのが絶滅の理由とすると、絶滅まで数千年も掛かるのはおかしい事になります(笑)

 

ところで、皆まで言うなですが、「今のホモ・サピエンス」は何でもかんでも「力づく」で何とかなる!何とかしよう!との「誤った思い込み」を持っています。

これは職場でも身近な人間関係でも、「今でも」よく行われている事です。

 

最近では「マウントを取る」と言われますが(笑)

「どんぐりの背比べ」という言葉を「想い出す」事が急務です!!!

 

 

【 私達の多くがネアンデルタール人との混血種 】

2010年にネアンデルタール人のDNAが解析され、驚くべき発見がされました!

それは(アフリカの人々を除いた)現在の人類の多くがネアンデルタール人のDNAを「1%から4%受け継いでいる」事が分かりました。

これはネアンデルタール人とホモ・サピエンスとの間で「交配が起きた証」となります。

 

つまり、私達の多くがネアンデルタール人とホモ・サピエンスとの「混血から生まれた子孫」という事が分かりました!

しかも、交配は複数回に渡り、様々な地域で起きていた事も分かりました。

 

更に、交配はホモ・サピエンスがヨーロッパに進出する「以前から」始まっていました。

中東地域に住んでいたネアンデルタール人とホモ・サピエンスが交配していた事から、ホモ・サピエンスはヨーロッパに進出する10万年以上前に何度かアフリカの外へ移動していた事実も分かりました。

 

そして、ネアンデルタール人との交配が幾度も繰り返され、ホモ・サピエンスが地球上の至る所に進出していった結果が「今の人類」になっています!!!

ただ、場所によってはホモ・サピエンスが消滅し、ネアンデルタール人が消滅し、共に消滅したケースもあるのが「真実」という事も分かりました、、、

 

 

ところで、TOPICSでは「魂の視点」も活用し、

 

魂に「性別」はない

子どもは親を「選んで」生まれて来る

 

なども伝えています。

そこに「交配」という事実を重ね合わせると、これも異常な迄に「血縁」や「血筋」などに「固執や執着」するという事が、いかに魂の視点から掛け離れたものであるかが分かるでしょう。

 

「同類相哀れむ」という言葉もありますが、現在の地球規模での気候変動などにも「一致して協力」出来ていない現在の状況は果たして、、、