と、白亜紀に話を戻すと、この頃には花を咲かせる植物も誕生し始めます。
と同時に《 新しいタイプ 》の恐竜も登場し始め、恐竜の世界という足跡においても《 最も変化が大きかった 》時代の一つと言われております。
平たく表現しますと、
恐竜の多様性が一気に加速した時代
と言えます!
そして、この時代には先程の映画「ジュラシック・パーク」にも登場する捕獲能力の高い、「略奪者」という意味を持つラプトルという肉食恐竜も出現します!
そして、ジュラ紀から白亜紀に掛け「パンゲア」が分裂を始めていきます。
これにより土地が《 分断 》された事により、それぞれの土地の特性に適応する恐竜が多種多様に進化していったと考えられています。
ところで、人類は幾多の戦争を繰り返し、
地続きの土地においても国境を作る事で境目(防御壁など)を設定した・・・
のは周知の通りですが、ポジティブな側面としては、
(土地が)分断された事により・・・
ある面では多種多様な文化や慣習などが生まれていった・・・
との見方も可能かもしれません。
だからと言って戦争が肯定される訳でも全くなく、
《 今ここから 》の人類は・・・
土地という物理事象からではなく・・・
《 (相互)理解という思考力 》を持って統合していく・・・
という事が試されているのかもしれません、、、
ちなみに、日本においても、ここ数年における西之島の拡大や、福徳岡ノ場という海底火山の活動などにも変化が生じておりますが、一方で水の都と言われるイタリアのベネツィアが水没するのでは!?と言われていたり、フィリピンでは首都の水没が懸念されている事から、近隣の別の島に新しい首都を移設させる計画が進行中でもあります。
では、話を恐竜に戻しますが、ラプトルも二足歩行でしたが、後ろ足には大きなかぎ爪があり、この《 進化 》により捕食能力を高めたと言われております。
また、ラプトルは体重に占める脳の割合が他の恐竜よりも大きかった事も判明しています。
そして、ラプトルの化石から群れでも狩りをしていたと考えられていますが、群れで何かの行動が出来ていたという事は《 お互いにコミュニケーションが取れていた証 》でもあります。
が、しかし、このコミュニケーションにおいては、
同時に(ラプトルという同種同士の中で)《 序列 》も生まれていった・・・
と考えられているそうです。
また、ラプトルには羽毛が生えていましたが、空は飛べませんでした。
この羽毛の役割としては、《 自らの個性を色で表現(求愛の為や、時に他種への威嚇など)していた 》と考えられています。
人類における人種差別の根本にあるのも《 肌の色の違い 》というのがありますが、果たして、これは恐竜からの《 順行 》?《 逆行 》?《 共通項 》?なのでしょうか、、、