人類の過去世は恐竜だった??? ~知能(知性)と智恵(叡智)の違い~:前半

そして、この時代に地球史上で最大級の陸上動物が誕生しますが、それが恐竜を代表する存在と呼ばれている現在の北アメリカに生息した草食恐竜のディプロドクスでした。
身長は6メートル、鼻の先から尻尾までは26メートルの長さと推測されている大きさですが、イメージとしてはネッシーのような感じです(笑)
そして、この恐竜は大量に卵を産みましたが、産卵後は子育てする事もなく、子ども達が自然に生き延びるに任せたと言われております。
ところで、これもあくまで私個人の勝手なイメージですが、恐竜の生きていた世界を一言で表現すると、

 

弱肉強食

 

というのが当てはまる!?かもしれません。
これは先程の子育てなどもされていなかった面にも《 反映 》されているかもしれませんが、

 

人類は誰かの助けや支え無しには子ども時代を生き延びる事は出来ない・・・

 

というのは皆まで言うなです(笑)
勿論、子育ての《 過程 》においては保護も必要であると同時に、時には《 放任 》という事が大切な場面も出て来ますが、

 

弱肉強食と間違った自己責任(論)は全く違う

 

という点に、特に現代を生きる人類は至急に気づく必要性があるように感じます。
ちなみに、先程の体の《 大きな 》ディプロドクスですが、産む卵は今のダチョウの卵くらいの《 小ささ 》だったと推測されているそうです。
勿論、ダチョウの卵は今の人類にとっては両手に余る程の《 大きさ 》ではありますが(笑)

 

このように特にジュラ紀頃から繁栄を遂げ始めた恐竜ですが、《 当初から 》繁栄していた訳でもなく、また、体も大きかった訳でもありません。
では何故、ジュラ紀において恐竜が繁栄を遂げ、そして巨大化していくのを可能としたのか???についてですが、それが、

 

地球上の気候変動

 

と考えられています。
実は、ジュラ紀の前の時代の三畳紀は高温で乾燥した気候でしたが、一時期湿度が上がり始めた事により植物が生い茂っていき、このような時期を《 境に 》恐竜が増え繁栄に結び付いていったと考えられています。
ところで、現在の地球も温暖化(気候変動)に益々の拍車が掛かっておりますが、

 

この(現在の)温暖化(気候変動)を引き起こしているのは人類・・・

 

という面が多大に関係している事から、冒頭における《 順行 》?《 逆行 》?《 共通項 》?との視点を皆さんなりに自由に当てはめてみて下さい!

そして、当時の気候変動が起こった《 発端 》は火山の大噴火であり、これにより大気中の二酸化炭素濃度が急上昇し、気温が上がっていきました。
この温暖化によりモンスーンと言われる季節風が生み出され、地球上に大雨がもたらされ、その《 結果 》として乾燥した大地が広大な湿地帯へと変わっていきました。
そして、地球はそびえ立つ針葉樹の森を生み出しますが、高い所に生い茂る葉を食べる事に適応出来なかった動物も多い中、巨大化した恐竜は生き延びる事が出来ました。
事実、初期の恐竜や哺乳類の化石などは、この雨の多かった時代の地層から数多く発見されています。

そして、《 この後 》に恐竜は更に数が増え、種も多様化していきます、、、