クローン技術(クローン人間)を魂の視点で考えてみる ~逆鱗に触れるのか!?~

ここ迄の番組内容からも、

 

今までの所では・・・

クローン人間を作製する動機においては・・・

臓器提供(臓器移植)の為(遺伝情報が同じであるが故に免疫拒絶反応が起こらないと考えられている)や再生医療の為に・・・

生み出される(作り上げられる)クローン人間・・・

 

という《 》も見て取れるように思えるかもしれません。
勿論、現に《 今この時 》に治療法も無く病と向き合っている方々も大勢いらっしゃるのが事実でもありますし、そのような《 他人事ではなく自分事 》として捉えれば、今すぐにでも出来る事は進めて欲しいなどの思いを抱くのも《 偽らざる素直な心情 》である事でしょうし、理解も出来ます。

ただ、そのような見方に百歩でも千歩でも譲ったとしても、

 

私達というクローンではない今の人間が・・・

果たしてそこ(医療上という目的)に留(とど)まる事が出来るのか・・・

 

というのは《 火を見るより明らか 》なようにも感じます(勿論、医療上という目的であったとしても、全てが許される訳でもありませんし、賛否両論を含めた様々な意見や見解が存在するのが自然な事です)。
例えば労働力不足であったり、賃金不要の働き手としての活用も然りであり、戦争における軍人や兵士という《 消耗品としての(クローン)人間 》、、、などなど、、、

これらは全て、

 

いわゆる《 声なき声 》の人間を・・・

人格も人権も《 問う事も問われる事もない 》人間を作製したい・・・

 

との《 欲望 》という先程(医療上という目的)とは《 真の動機が全く違う 》、皮肉を込めた「偽らざる素直な心情」に人間が駆られない保証はあるのでしょうか、、、

ちなみに、この番組では以前には《 脳の無いクローン人間 》を作れば人格や人権などの問題は生じないとの主張をしていた科学者等の《 存在 》も紹介されておりました、、、

 

ところで、繰り返しですが前回のTOPICSでは死刑制度とのテーマでしたが、そこではシルバーバーチ(詳細は前回のTOPICSをご参照下さい)が死刑制度について質問された時の返答について、『 シルバーバーチのスピリチュアルな生き方 Q&A 』(ハート出版)からご紹介しておりましたが、その全く同じ返答から死刑制度に関する部分を省略したものが以下のようになります(故に、以下に出てくる返答内容は前回のTOPICSでも既にご紹介済みのものになります)、、、

 

《 シルバーバーチの言 》:

肉体の死後にも生命が存続することは、議論の余地のない事実なのですから、それに基づいた原理・原則を信念としなければなりません。
死後の生活に何の準備もしていない者が、次々と地上界から送られてくるために、こちらでは面倒なことがますます増えています。

生命は神聖なものであり、人間が与えたり奪ったりすべきものではありません。
生命は物質から創造されるのではありません。
物質が生命によって創造され、維持されているのです。

生命は霊的なものであり、大霊を始原としており、神性を帯びているのです。
ですから、生命とその物的顕現を扱うときは、最高の慈悲心と思いやりと同情心をもってのぞむべきです。
そして、動機は間違っていないかを確認することを忘れないでください。

 

では、シルバーバーチの返答もここで終了になりますが、その上での締め括りとさせて頂きます!