更年期障害と腸のヒーリング ~心身両面へのアプローチ~:腸内細菌と同じ多様性の視点も

周囲の理解もとても大切で役立つものであり・・・

これらは《 お互い様 》や《 持ちつ持たれつ 》と同じ事であり・・・

支えられたりなどの時には・・・

《 ありがとう 》の一言で充分である・・・

 

という事も忘れないでみて下さい。
そして、このような事は、身近な関係に留まるものではなく、社会全体として必要となっていく事も事実であり真実です。
そして、先程の『 あなたは決して一人(独り)きりではない・・・ 』という点からも、

 

誰かに相談してみたり・・・

誰かに話を聞いて貰うだけでも・・・

時には知らない人に教えてあげたり・・・など・・・

そのようなコミュニケーションも大切で役立つものとなる・・・

 

という点も活用出来るものになります。
なお、更年期障害と思われたり、そのように診断された場合であっても、他の病気が要因となっているケースもあるとの点も番組では紹介されておりましたので、その点も頭の片隅にでも留め置いてみて下さい。

 

では、ここ迄におきましては、更年期障害という概要(心理面を含め)へのアプローチでしたが、ここからはヒーリングという「経験則」の活用という面から進めて参ります!

でも、何故、腸なの???という疑問が出てくるのが普通!?かもしれません(笑)
そこで、これに関しては『 ヒューマニエンス 』(NHK BSプレミアム)という番組の「 “腸”  脳さえも支配する? 」の回からほんのごく一部をご紹介して参りますが、私にも詳しい事は分かりませんし、難しい事はさておきまして、まずはチラッと眺めてみて下さい!

 

ところで、腸に関しては腸内細菌や腸内フローラ、また、腸の活動を整える為の腸活などの言葉も最近ではよく見聞きしますし、番組内で紹介されていた「腸(はらわた)が煮えくりかえる」「断腸の思い」などの諺もあり、ガッツ!というのは英語で腸を表す「gut(s)」が語源ともされています(笑)

では、この番組の冒頭部分をご紹介し進めて参ります!

 

《 実は、腸は消化・栄養吸収までの一連の作業を誰にも指示されず、自らの意思で行っているという。
  一体、何故そんな事が可能なのか。
  (特殊なカメラで腸の神経を捉えた映像を元に腸の神経細胞は)包むように拡がる網目状の神経細胞、これを1億以上持つ腸は自ら考え行動しているのだ。

  そして、この神経細胞、脳と全く同じものだという。
  そればかりか、この腸の神経細胞こそ、脳を生み出した大元と考えられている。
  脳さえも支配する腸。
  腸とは一体何者なのか・・・ 》

 

と、このように始まります(笑)

そして、一つの仮説として、腸から拡がった神経細胞が体をコントロールするようになり、次第にそれらのコントロール機能が体の中心に集まり始め脊髄となり、より複雑な動きを可能にする為に神経細胞が一箇所に集まってが誕生したと考えられているそうです。
このような変化(進化)に際し、東北大学大学院医学系研究科教授であり、心療内科の立場から研究や治療に取り組んでいる福土 審 氏が次のように述べておりました。

福土 氏:
『 古典的な神経伝達物質というのは、ほとんど腸の中にも存在するんですね。
  具体的にはですね、セロトニン、それからノルアドレナリンのような物質です。
  これはですね、進化的に言っても腸の方が脳よりも先に出来た臓器ですから、腸の中で使われていたものが使い回されて脳の中でも使われるようになった、というように考えられています。 』