分断(分離)も視点の活用によっては変化する!? ~ロジャー・バニスター効果など~

『 氷は細かい方が早く熱を奪ってくれますんで・・・ 』

 

とのものでした。
この言葉が洗いを美味しく作る「本質」となって表現されているように私には感じたのと、、、と同時に、包丁で氷を細かく切る事が出来るというのは、包丁の扱いの「基本(基礎や土台)」が出来ていなければ「不可能」という事も、、、

と、これは余談ですが、私の自宅側には雪を溶かす為の融雪装置があり、その為の雪を投げ入れ溶かす穴が地面に掘ってありますが、雪を溶かすにもお金が掛かりますので、私はこの融雪装置を使う際には、投げ入れた雪を「細かく」して省エネをしております(笑)
これは「手間」を掛ければ「誰でも出来る」ですが(笑)

 

では、ここからは『 コズミック フロント 』(NHK BSプレミアム)という番組から《 巨大火山が覚醒する!? 火山島 西之島 2020-2021 》の回を少しだけ眺めて参ります!

皆さんも記憶にあるかもしれませんが、2013年に突如として海底噴火が起き、新たな島が現れ、その島が隣にあった旧西之島と「繋がって」「重なって」新たな西之島として現在も拡大(成長)を続けています。
そして、2019年にこれ迄で最大規模の噴火が半年近く続き、大量の火山灰が降り注いだ事により島の様相も一変していきました。
ちなみに、昨年においても福徳岡ノ場という新たな島から大量の細かい軽石が放出され、漁港などに被害をもたらしたのは記憶に新しいかもしれません。

 

と、この大規模噴火が起こる前には多くの海鳥達も飛来して繁殖地となっていきました。
そして、海鳥達と共に昆虫なども生息していくようになりました。
この昆虫などの一つに、体長約1㎜のトビムシというのがいます。
このトビムシは自分よりも大きな生き物の死骸や糞を食べ、そして、トビムシの糞の中では微生物の活動がより活発になり、この微生物が有機物を更に細かくしていきます。
そして、それらが溶岩の粒と交じり合うと土を創り上げていきます。
そして、土が出来ると植物が育ち、これらを食べに更に鳥や虫などが集まって来て生態系を拡大(成長)させていきます。
つまり、

 

最初はドンドン細かくしていく事により・・・

それらが次第に繋がって重なり合い・・・

更なる広大で肥沃な大地を創り上げていく・・・

 

という事です。
このように、大規模噴火により一時は鳥達や虫なども減少していきましたが、程なくして再び集まって来ています。
そして、

 

このような「循環」という「創造」は・・・

大地の更なる「基礎(土台)」となっている・・・

更に(火山灰や岩石で覆われてしまった)海底でも「同じ事」が進行している・・・

 

という点が、海中に住むコケムシなどの生息が確認された事で明らかになっています。
そして、現在の西之島には複数の定点カメラが設置され、研究に携わるそれぞれの専門家の皆さんにおいては、

 

先(未来)を予測しようとするのではなく・・・

日々・・・瞬間瞬間・・・一つ一つの出来事の観察(観測)を通して・・・

(自然から)教えて貰い学びながら・・・

それが「始まり」である・・・

 

という趣旨で取り組んでいるそうです。
と、ここら辺りまで来ると、何となく見えて聞こえて感じてくるものがあるかもしれませんが、視点を更に変化させていきます(笑)