後編:この先に向けて2021年前半の振り省り(振り返り) ~想像・創造という価値~

○ 『 今こそヒーローを揺り起こす(笑) ~スクール☆ウォーズというメタファーより~ 』(8月7日)

《 「過去」に目を背くと(目をつむると)「過去」に捕らわれ続けた状態のままになる 》

《 救世主(ヒーロー)は外には存在していない・・・なぜなら、「あなた」も「私」も一人一人が救世主(ヒーロー)であるから 》

特に昨今の世の中や社会に蔓延している風潮、それが《 無理が通れば道理が引っ込む 》とのものです。

 

上記がポイントです。
この『 無理が通れば道理が引っ込む 』という状況は様々な面で見受けられるものですが、長引くコロナ禍という状況では、特にお仕事の面における売り上げが減少したり、解雇されたり、新たな職が見つからないなど、その一方で医療従事者の方々や保健所等の職員の方々のように過度な業務量になり無理がたたってしまっているお仕事もあります。

このように様々な世相を「反映」しやすいのがお仕事や職場という側面もあります。
そこで、「あなた」が経営者(や上司)であったと仮定して、次に私が述べる見解を「あなたなり」に考えてみて下さい。
違うご意見やご感想もある事でしょうし、私の見解に賛成や同意する必要性も一切ございません。

 

お客様を大切にする職場は自然と従業員へも配慮の目が届きやすくなるのが「道理」であり・・・

従業員を大切にする職場は自然とお客様へも配慮の目が届きやすくなるのが「道理」であり・・・

なぜなら・・・

従業員もお客様(となり得る)との視点が確立しているから・・・

 

と私個人としては捉えております。
では、一方(反対)の視点では、

 

お客様のみを優先し従業員を蔑(ないがし)ろにする職場は・・・

「お客様」を「お金様」とのみ捉えている・・・

 

となり、ここに「無理」が生じてきます。
なお、『 従業員のみを優先しお客様を蔑ろにする職場 』とは、ハッキリ申しまして悪徳商法(詐欺も含む)でしか成り立ちません
勿論、これらはお仕事でも職場でも無いのは言うまでもありませんが、、、

そして、このような視点はお仕事や職場に限らず、親子でもご家庭でも、地域でも何にでも当てはまってくるものです。
特に「主従(時には優劣)」という関係性が色濃く残っているコミュニティでは顕著に現れやすくなりますが、これらは例えば「目上の人」を尊重したり敬意を払うとは意味合いが全く違います。
これを大局的に表しているのが『 子ども叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの 』との言葉とも繋がって重なってきますが、この言葉の真意には、時と場合によっては駄目なものはダメ!と率直に伝える必要がある事をも意味しており、この際には子どもも大人も関係無いという事を同時に意味しております。
これが「本当の優しさ(という真の動機)」や教育とは「お互いに育(はぐく)み合うもの」という真意にも結び付いております。

 

○ 『 支えや寄り添いが必要な時に ~恒例!?の美味しんぼメタファー(笑)~ 』(8月14日)

《 「真の動機」は「他者(の幸せ)」の為にというのみならず、「自分自身(の幸せ)」の為にもというように、同時に「複数」成り立つものであり、それで良い 》

現在の(とは言いましても、古来からあまり変わりはありませんが)世の中や社会におきましては《 本来はシンプルである物事や出来事を、わざわざ「複雑」にしているのが、私達「人間」である 》という側面が多々あります。

《 「複雑」にしているのが「自己矛盾」であり、それに「気づいて」さえしまえば、「複雑」さの解消(解決)に「自己矛盾」を活用出来るようになる 》という流れになって行きます。

 

上記がポイントです。
そこで、前回の前編におきましても、今回の後編におきましても、やはり「この先に向けて」は「真の動機」がキー(鍵)となっており、そこに「自己矛盾」を如何に活用出来るのかが2021年の年初から繰り返しお伝えしております大切なテーマとなっている所以です。

特に今年に入ってからのコロナ禍では「矛盾」したメッセージに関しましては、嫌というほど!?皆さんも「お気づき」になっている事かと思います、、、

そして、冒頭にお伝え致しましたように、後半のキーワードをご紹介致しますが、それは、