では、話を現実！？に引き戻しますが、レム睡眠中では「急速眼球運動」と呼ばれる、目をつぶって寝ているにも関わらず瞼（まぶた）の中で眼球がグルグル激しく動く現象は報告もされておりますし、皆さんもご家族等の方々で観察した事がある人もいらっしゃるかもしれません（笑）
そして、この急速眼球運動が起こる理由として、夢を映像として見ているからでは？？？と考えられているそうです。
ちなみに「Ｒａｐｉｄ Ｅｙｅ Ｍｏｖｅｍｅｎｔ」の頭文字を取った「レム（ＲＥＭ）」がレム睡眠の語源となっております！
そして、このような、もしかしたら夢と関係する！？レム睡眠に関して、２０１８年に東京大学の大学院教授である上田 泰己 氏がレム睡眠を引き起こす遺伝子を発見しました。
そこで、難しい事はさておき、これはＭ１とＭ３と呼ばれる神経伝達物質の受容体を作る遺伝子であり、この遺伝子が取り除かれてしまうとレム睡眠は起こらなくなる事が発見されたという内容です。
そして、もう一つが名古屋大学の教授である山中 章弘 氏が２０１９年にレム睡眠が脳の海馬で記憶を消去している可能性があるとの発表をしました。
その海馬とは脳の内側の左右２つに存在し、記憶の形成に重要な働きをしている事は判明しています。
そして、私達が体験（記憶）した出来事は最初にこの海馬に送られ、一時記憶として留め置かれます。
そして、自分にとって大切な体験（記憶）は海馬から大脳皮質に転送され長期記憶として保存され、必要な時にはすぐに取り出す（想い出して活用する）事が出来るようになっています。
この事から、レム睡眠中にはあまり必要ではない記憶が消去されているのでは？？？との推論が成り立ち得るとのものだそうです。
私も近頃ではテレビなどを観ていて、この人の名前なんだっけ？？？という事はよくあります（笑）
このように夢とレム睡眠は深い関わりがあると考えられておりますが、確かに脳の機能（仕組み）としても記憶や情報の整理（消去も含め）として夢が活用されている事は大いに考えられる所です。
そして、魂の視点から見ても夢はとても興味深いものです！
では、それを幾つか見て参ります！
皆さんも見た夢を覚えていて、その内容が支離滅裂だったりメチャクチャなものだったりなどの経験はあるかと思います（笑）
このような際に何が起こっているのかを魂の視点から考えてみると、冒頭の『 睡眠の最大の目的と効果 』にもあるように、
睡眠中の故郷（あの世）で私達が体験している出来事は・・・
時間も空間も存在していないが故に（全てが同時に起こっているが故に）・・・
目覚めた時に脳がつじつま合わせをしようとする（時間軸に沿って整理しようとする）が為に・・・
内容がとんでもないもの（理解不能なもの）になってしまう！！！
という事があります。
これは体を携えている（起きている時の）私達人間としては致し方ない面もあります（笑）
そして、これも多くの人が一度ならず何度も！？経験した事がある夢かと思われますが、それがどこかから落下する夢です（笑）
空を飛んでいる事もあれば、高い所からの落下もあるかもしれません。
これを魂の視点から見てみると、
実際に睡眠中に魂の存在として飛んでいる（浮遊している）時に、急に恐くなって（気づいて）止めてしまう！！！というケースや・・・
（尿意をもよおしたりなどの）実際の体を気に掛けた瞬間に戻ってしまう！！！というケースなど・・・
が考えられます。
、、、と、ここで、これこそどうでもいい余談ですが、尿意に関して私には忘れられない出来事があります！！！