虎の威を借る狐にならぬように・・・ ~信頼の醸成~:私の手痛い!?体験からも

この時も宅建業の免許取得のご依頼でしたが、「世界規模で有名」な某基金団体の日本におけるプロジェクトというお話で、またまた?報酬は幾らでも良いので急ぎ申請をして欲しいとの要望がありました。
ちなみに、2番目と3番目のケースにおきましては、『 報酬の事は全く気にせずに 』や『 報酬は幾らでも良いので 』という言葉が出て来ましたが、申請内容によって報酬に多少の差(変動)が出る事は勿論ありますが、ちゃんと仕事をした分しか請求をしておりませんでしたので、誤解の無きようお願い致しますね(笑)

 

では、ここでも話を元に戻しますが、この時は免許も無事に取得出来、報酬もちゃんとお支払い頂く事が出来ました。
すると後日、この時の会社の担当者の方から、急ぎで数多くの会社設立をしたいとの事で、瀬川さんの「信頼」のおける司法書士の先生を紹介して欲しいとの連絡を頂きました。

そこで、私は馴染みのある司法書士の先生に連絡し、快く引き受けて貰えるとの事で、ご紹介をさせて頂きました。
すると、数週間後に、その司法書士の先生から連絡を貰いました。
お話を聞くと、急ぎとの案件だったし、瀬川さんからの紹介なので、会社設立の為の登記費用なども立て替えをし、仕事も無事に完了したのだが支払いを猶予して欲しいと言われたとの事でした。

 

私もご紹介した手前、その司法書士の先生にご迷惑を掛ける事も出来ませんので、すぐに、その会社の担当者の方に連絡をし、事情も聞き、出来る限り早急に報酬を支払って貰うとの約束を取り付け、その旨をこれまたすぐに司法書士の先生に連絡をしました。
しかし、その後もお支払いをして貰えないとの連絡があり、その司法書士の先生から、報酬支払いの為の裁判を起こさせて貰おうと考えているのだけれど、瀬川さんのご紹介だから先に事情の把握と了承を貰えればとの内容でした。

1番目と2番目の体験を私自身もしておりましたし、私もそこまで「お人好し」ではありませんので、逆にご迷惑を掛けてしまって大変申し訳ない旨と、どうぞ裁判を起こして下さい!とのお返事をさせて貰いました(笑)

そして、幸いにも、その司法書士の先生とは、その後もお互いに仕事を紹介しあったりと良い関係性を保たせて貰う事が出来ました。

 

では、私の3つの体験はここで終了ですが、何となく今回のテーマである「虎の威を借る狐」のイメージを朧気(おぼろげ)ながら掴めたかもしれませんが、1番目のケースは犯罪ですので全くの論外ではありますが、2番目のケースでは、

 

相手の方は・・・

私からの「信頼」を損なった・・・

 

のはその通りですが、それよりも、3番目のケースにおいて、

 

その会社の担当者の方(相手方)は・・・

司法書士の先生からの「信頼」を損なっただけではなく・・・

私(瀬川)の「顔を潰した」(私からの「信頼」をも損なった)・・・

 

という事にもなります。
そして、そこに留まらず、普通であれば、その司法書士の先生と私との間の「信頼」までもが壊れてしまってもおかしくはない事でしょう、、、

そして、このような出来事の後に、私の方から2番目と3番目の担当の方などに連絡をする事も勿論ありませんし、仮にその担当の方などから連絡を貰ったとしても私も取り次がない事と感じます。
そして、昔であれば職場の上司にゴマをするなどの表現もありましたが、ここ数年では忖度という言葉を何度も見聞きするようになっておりますが、いつしか度を超して行政(の公平さ)を歪める事態にも結び付いてしまっております。
つまり、