「走れ正直者」から2021年を見据えてみる(笑) ~先を見据えるには以前を見つめる~

「先」を見据えるには・・・

「以前」を見つめる(振り返る)必要性が(必ず)出てくる・・・

 

という点があります。
これが『 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ 』との言葉に「体現」されているものです。
では、ここから歌詞を「分断(分離)」して参ります!

『 今すぐコレ 交番届けよう 』と出て参りましたが、今年は特に新型コロナウイルスの影響により、自粛などの、

 

不作為という行動

 

に焦点が当てられました。
しかし、このような自粛という面に限らず、ここ数年を眺めていると、

 

「今(すぐには)」必要と思われないものに取り組み(という行動)が見られ・・・

「今(すぐに)」必要と思われるものに取り組み(という行動)が見られない・・・

 

という傾向が高まっているように感じます。
これは、「アンバランス」という表現ともなり、「メリハリ」がない、との表現にもなります。
つまり、これが、

 

「(過度な)二者択一」に陥ってしまっている・・・

 

という現象(事象)となって現れています。
例えば、私達「人間」の体におきましても、交感神経と副交感神経とが「お互い」に協力する事によって、日々の体調を整えてくれています。
つまり、私達自身の「心の中」におきましても、この交感神経と副交感神経のように、

 

「繋がり」と「重なり」が・・・

体調という「反映」となって「体現」され・・・

この「繋がり」と「重なり」が断ち切られると・・・

「思い・言葉・行動」の「一貫性」が失われる・・・

 

という傾向に結び付いていきます。
そして、これらを断ち切っているもの、それが、

 

「真の動機」のどこかに違い(間違い)がある・・・

 

という事が、世の中や社会におきましては、何かが上手く廻って(循環して)いかない大きな要因、、、いえいえ、最大の要因となっています。
そして、ここでの「思い・言葉・行動」の「一貫性」を保たせているのが、「真の動機」という「繋がり」と「重なり」です。

 

そして、ここ最近では、「作為という行動」が出来る人が「強者(優者)」のように扱われ、ご病気などでお体が不自由な方であったり、あるいは、高齢者の方などにおきましては「不作為という行動」しか出来ない人を「弱者(劣者)」のように捉える傾向が高くなっており、100歩譲って、仮に「弱者(劣者)」と捉えたとしても「支えや寄り添い」に向かうのであれば良いのですが、どこか「臭いものに蓋をする」という「無関心」が蔓延(はびこ)っているように感じます。